110皿目 チャイ(VS思い出補正)
どうしても飲みたくなったので、通販でぽちった。
思い出のチャイはホールのスパイスのみのセットだったが、今回購入したのは茶葉とある程度砕かれたスパイスが混ざっているタイプのもの。もっと本格的そうな奴は高くて躊躇したので折衷案である。
付属の作り方を読みつつ作ろうとしたが、オーガニック系のお店から買ったためか豆乳とココナッツシュガーで作ると書いてある。うるさいので牛乳と三温糖で作る。茶葉を計ってお茶パックに入れ、まずは水で煮出す。沸騰して色が出てきたら牛乳と砂糖を入れて、温まったら完成だ。
正直に言うと、そこまでチャイの香りは強烈ではなかった。調理中のにおいで花が慣れてしまった可能性もあるが「うーんまあチャイですね……」という感じであの殴られるようなチャイの香りではない。おいしくなかったわけではないのだが。あるいは思い出補正なのだろうか。だとしたら絶対に越えられない壁である。
これが補正なのかはたまた本当なのかは、もはや自分でスパイスをそろえるほかあるまい。今どきはスーパーでもカルダモン粉末とか手に入るし。
こうして人は沼にはまってゆくのだ。
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