109皿目 ラム肉のオイル漬け
前回から羊つながりで。
まずはスーパーでラム肉を買ってくる。ジンギスカンの時とは違い、味のついていない生のやつだ。冷凍のロール肉とかしゃぶしゃぶ用の薄切りなんかもあるが、肩ロースあたりの部位が焼肉用の切り身で売っていたらそれが良い。厚めで食べ応えがある。だがそのままだと固いのでひと手間加えるわけだ。
ジップロックなんかの厚手の袋に肉を入れて多めのオリーブオイルを注ぎ、塩、コショウ、あればお好みのハーブ類やにんにくなどを入れてよく揉みこむ。マジックソルトみたいなスパイス入りの塩があったらそれを使うと手軽でおいしい。個人的にはトップバリュの醤油風味ブレンドスパイスがいい仕事をすると思っている。揉んだら冷蔵庫に入れて1日くらい寝かせておく。これで下準備はおしまい。あとは焼くだけだ。もうオイルに漬かっているのでフライパンに油を引く必要もない。
焼きあがるとラム肉特有の芳香とスパイスの香りが食欲をそそる。オイル漬けにしたおかげでそのまま焼くより柔らかく仕上がるので、硬くて噛み切れない、みたいな事態は起きにくくなる。ラムを「子羊」と記載すると途端におしゃれ洋食感が増すので、お酒が得意な方はワインも一緒に用意してみてはどうだろう。子羊のオイル漬け焼きと本日のワイン。字面が豪勢だ。
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