102皿目 鶏油うどん
鶏油の活用方法を模索した結果の1つ。
まずうどんを茹でる。乾麺のうどんじゃなくて生めんの太いうどんがよい。茹であがったらお湯を切ってどんぶりに移し、鶏油と鶏がらスープの素を小さじ1杯ずつくらいかけてよく混ぜ合わせる。スープの素が大きめの顆粒タイプだと溶け残りが生じる可能性があるため、より念入りに混ぜること。
これで完成。
しかし見た目の面で多大な問題がある。具がないし色もつかないため、「ただゆでただけのうどん」とほぼ見分けがつかない。栄養価もクソである。これでは以前紹介した塩油パスタのようないわゆる地獄の限界飯だ。
このままでも味だけは悪くないが、いろいろと手を加えて地獄みを減らそう。
まず生卵を落とす。全卵か卵黄だけかはお好みで。次に薬味をかけよう。小ネギ、大葉の刻んだの、白ごま、桜えびなどなど。揚げ玉なんかもおいしそう。乾物系は常温で長期保存が効くし何かと便利なので常備しておくことをおすすめする。ごまはコショウなどスパイスの空き瓶に入れておくと使いやすくてよろしい。小ネギは小口切りにして冷凍しておけば、いろんな料理にさっとかけて使えて便利だ。香りと彩り。温かい料理に使うなら料理自体の熱ですぐ溶ける。
どうだろう。ちょっとは人間様の食事らしくなっただろうか。
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