50皿目 塩油パスタ
貧乏飯の一種。
茹でたスパゲッティを油で炒め、塩で味付けしたのみの代物である。以前紹介した餌よりもある意味餌的な食べ物かもしれない。にんにくも唐辛子も入っていないので、絶望のパスタより絶望である。どん底のパスタとでも言おうか。
でも実は結構好き。
油はサラダ油を使うとあまりにも味気ないのでオリーブ油かマーガリンを使うとよろしい。バター? 貧乏飯にそんな選択肢はありません。いや、絶対おいしいとは思うけどね。ごま油はまだ試していないのでちょっとわからない。でもおいしそうではあるので今度試してみたい。
このパスタを作るときに使う最上の油はずばり「牛脂」である。スーパーで肉を買うともらえる無料のあれ。牛脂の香り、うまみ、そしてシンプルな塩味がマッチして、ほかの具を入れるなんてとんでもない! なものが出来上がる。たぶん普通の人は具を入れたいと思うが、自分はそれがいい。
ただこの牛脂、「牛肉お買い上げのお客様」じゃないともらえないお店ばっかり周囲にあるので入手が困難である。貧乏飯の趣旨からは外れるが、牛脂、いいやつ買っちゃおうか検討中。
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