第11話




「…ん」


しばらく眠ってしまったようだ。気づくと僕はノートパソコンの上に突っ伏して眠っていた。


今日は確か9時から授業があったはず。そう思って時計を見ると、もう9時半だった。


しまったと思ったが、30分も過ぎてしまっているのに途中から教室に入るのも気が引けるし、それにもう出る気力もない。


もう一度眠ろうとしたとき、あの高いソプラノの声が響いた。





「あ、またさぼってる」


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青に咲く向日葵 朝吹透羽 @sea__for

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