なんとなく「二刀流」
二刀流とは主に同じ大きさの剣を用いた武術です。日本では宮本武蔵のイメージが強いと思います。本来は剣の回で紹介するべきだったのですが、今回は番外編ということでご容赦を。
二刀流は古くから存在した武術ですが、鎧を貫く威力を求められていた中世ヨーロッパの実戦ではほとんど使われなかったそうです。また、日本の侍は刀を二本差しにして持ち歩いていましたがヨーロッパにはその習慣が無かったので使われなかったともいわれています。二刀流が活躍しだしたのは銃の発明により厚い鎧が意味をなさなくなったルネサンス以降です。鎧文化が廃れた事により手数が増える二刀流が逆に意味を持つようになったのです。しかし、二本の剣を持ち歩く習慣が身につかなかったので主流とはならなかったそうです。
さて、二刀流に大切なのは腕と剣が絡まないように動かす事です。二刀流はトリッキーな剣術であるため、フェイントを絡めてゆきます。
二刀流の構えで最も有名なのは「
上段の構えは相手の攻撃が来た剣側で受け、もう一方の剣で
次に「
まぁしかし、長々とここまで書きましたが創作に於いての二刀流は単純に見栄えがよくカッコいいものです。作法をなぞ気にせず自分のカッコいいで自由に動かしまくるのがよいとも思いますよ。「マシンロボクロノスの逆襲」のロム・ストールのように柄と柄を合着させて二刀一陣ツインブレードするのも「機動戦士ガンダムF91」のガンダムF91のように両手のビームサーベルを風車のように回転させて突っ込むのも面白いです。剣を交差させて魔法を受け止めるのも絵になりますね。二刀流の色んなカッコいいを創作していくのも楽しいんじゃないかなと思います。
なんとなく武器 もりくぼの小隊 @rasu-toru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。なんとなく武器の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます