始まりの道

始まりの道

時よりゆらぐ

自分の在り方

淡い幻想に溶け込んでいきそうなほど

甘く白く遠い

朝の太陽のように

ただ真っ赤な真っ白

そんな秋の息吹にあてられ今日も

淡々と描いていく

空になびきながら

夢にのまれながら

そして天に駆ける雲は

誰よりも自由で広くたなびいていた

そんな夕餉の中で

おいしいご飯と

幸せを運ぶ風の香りと

何よりあなたのお手製が

僕の心を熱くする

あたたまった心は

ふたたび今日に前を向く

力を出させ

それは明日も明後日も続いていく

未来へのかけ橋となって

僕のそばで僕を守ってくれる

美しいほどに雄大で

切ないほどに瞬間的な人生

華々しく散るも

ちりじりになって散るも

後先引けない今が瞬間ぎめる

例えどんな運命に立たされても

それは素晴らしき出会いとチャンス

そう全ての出来事はメッセージなのだから

今を臆さず進もう

それが今できる今との出会い

そして邂逅なのだ

しなびれた服は捨て

気どり気味に

帽子のつばをまげて

勇敢に町中を行こう

そうすればきっと見えてくる

空にない道端にあった奇跡に

少し横を向けばガードレールがあり

その隣を君が行く

引っ張られていく二人は

ラストシーンで顔を近づけ帽子がぶつかるのだ

なんていう人生がおちゃめでかわいく

待っていられない

そんな旅をし続けよう

それが今日と今に今生に瞬間に

火花を上げ花火となる

空に打ち上げられた大きく舞う光は

誰の声も届かないところで

地上のすべてに幸をもたらす

その光に抱かれ

明日へと向かう

やがて見えてくる二人の暮らしは

幸せで色づいていく

永久の約束を交わし

永劫の輪廻を誓い合い

夢の中でまで会いに行く

十分な愛と

おしみない言霊を送り

毎日が楽しさであふれるように

そんな終わりない喜びを与えていく

やがて新たな生命を宿し

そして一つの輪を描いていく

きっと色んなことがあるだろう

それでも負けづに前を向こう

それは全てを照らすメッセージで

全てを呼び込む魔法の時間なのだから

さぁ今共に歩もう

君と僕の始まりの道を