【登場人物と用語解説的なもの】
やっとですが、一章を終えました。
このページは、ここまでの重要な登場人物や語句です。
ルーニーと若干かかわりのあるマーロックさんは……今はまだ重要人物にカウントしないので、割愛します。いや、もしかしたらそのうち活躍の場所が出てくる、かもしれないけどね。その時は、改めて記載するかもしれません。
まだ一章を読まれていない方には予備知識として、もう読まれた方はおさらい的に読んで頂けたらと思います。
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【ルーニー】
168cm/赤毛/鳶色の瞳/痩せ型筋肉質/年齢不詳(外見25~30)
グレンウェルド国魔術師の最高峰”賢者”の称号を持つ。
”賢者”として仕事をするときには仮面をつけている。
仕事中毒なところがあり、めんどくさいと言いながらも暇さえあれば仕事をしようとする。
悪夢に魘されることがある。
得意魔法<古代魔法>
・転移や召喚などの高等術式も難なく熟せる。
・竜牙兵を維持するための魔具は師匠から受け継いだ。
・物質の魔力分解、生成による、魔力の物質化にも秀でている。
好きなもの : ナッツ、クッキー、酒
嫌いなもの : 夜
【ウィリアム・スペンサー】
189cm/黒目黒髪/筋肉質/49歳
七星軍総騎士長の地位を得てから間もなく10年。
先代ルロイマック王、現クウェレティン王から信頼が厚く、配下からも慕われる。
ルーニーとは付き合いが古く、彼に絶大な信頼と敬愛を寄せている。
妻と兄を若い時に亡くしている。長男(養子)ギルバート、長女イザベルは結婚済み。
好きなもの : 酒、ルーニー
嫌いなもの : 社交場、妻の命日
【グレイ】
192cm/黒目黒髪/筋肉質/18歳
メレディス国のデール家の次男だったが、母ジェマの
なぜ自分が選ばれたのか。捨て駒に過ぎないのではないか。疑問が拭えず、自身の存在意義を失いかけている。
母ジェマは後妻になるが、グレイと共に家族から虐げられることはなく、前妻の子ども達とも良好な関係を築いている。
なお、グレイの父は不明。
好きなもの : 肉、頼られること
嫌いなもの : 涙
【大魔女ミシェル】
ルーニーの亡き師匠であり、前任の”賢者”。
出自は、ジェラルディン連合国の北部に位置するドラゴンアイ。
なお、ミシェルの若かりし頃の話を別に書いています。
<恋も魔法も全力で!>
https://kakuyomu.jp/works/16816700427401413665
【ガーランド】
大陸と隔絶された大地。古の神々が眠ると伝えられている。
主要国
・グレンウェルド国
<古代魔法>によって発展した。
王政で、魔術師優位の国。
・メレディス国
商業によって発展した。
五大公と呼ばれる五つの大商会が政権を握る。
・ジェラルディン連合国
竜の名を掲げる小国による連合国。
その中の一つ、ドラゴンスケイルでは長年きな臭い話が絶えない。
その他、エルフたちの住む森や、紛争地や小国などもある。
【サマラ】
破壊の女神ケリティエノスが眠るとされる地の名。
グレンウェルドとメレディス、エルフの森に隣接している。
ケリティエノス神の復活を望みサマラに集まる者たちは絶えず、主要三国はサマラに生きる者達と長年の攻防を続けている。
また、ジェラルディン連合国のドラゴンスケイルがサマラと繋がっているといわれ続けていることで、緊張状態が続いている。
【魔物について】
人々に危害を及ぼすものを<魔物>と総称する。その中でも魔法を扱う凶悪な害獣を<魔獣>と呼ぶ。
また、ケリティエノス神が眠るサマラに封印されている<妖魔>は、<魔獣>よりも脅威的な存在であり、その復活を企む者達がいる。その一人を、ルーニーは追っている。
八十年前、一度<妖魔>の復活が起こり、グレンウェルドとメレディスが戦火に飲まれた記録がある。なお、その戦火に関する多くの冒険譚が、ガーランド中の子ども達にも語り継がれている。
【魔法】
魔法は三つに分類される。
<古代魔法>
眠る神々の遺産と呼ばれる遺跡や文献を研究し、再構築されたもの。
人に限らず、言葉が話せるすべての種族が扱えるし、簡単な魔法は魔術師でなくとも使える。グレンウェルド国では、その魔法を道具に付加させたものを作る技師も存在する。
なお、危険を伴う攻撃魔法、高等魔術や魔具の製造法などの高等技術は、グレンウェルド国の認可魔法学校を経て、国立魔術学校へ進学することでしか取得できない。
<精霊魔法>
神々の魔法に最も近い魔法。エルフが特に精通していおり、万物に宿る精霊(魔術師たちはこれを意志を持つ魔力の塊と認識)の力を借りることで発動される。
この魔法を使う者達を精霊使いと呼ぶ。
<神聖魔法>
神殿の司祭が使う祈りから生み出される奇跡の力。
信仰心がないとその力を操ることは出来ない。
【特殊職】
<賢者>
グレンウェルド国において、最も権威を持つ魔術師。
本来、国立魔術学校の校長や研究機関の総統、国王の相談役などを行うことが主な仕事だが、ルーニーは現場主義が抜けずに自ら動くことが多い。
<魔法騎士>
グレンウェルド国にのみ存在する魔法が扱える騎士。数十年前には育成が盛んであったが、現在はその数を減らしている。
魔法騎士になるためには、まず、騎士の称号を得る必要がある。
なお、ウィリアムは魔法騎士となったが、その力を使わない誓約をたてて七星軍総騎士長となった。
<竜騎士>
ジェラルディン国固有の騎士。竜を駆ると伝わるが、現在、この騎士の数は激減しているといわれている。
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とりあえず、こんなところでしょうか。
第二章からはルーニーのお仕事風景や、グレイが魔法を学ぶ様子を描く予定です。時折、ルーニーとウィリアムの関係性も見えるお話などを入れていきたいとも思っています。
「どこがBL!?」と言わずにはいられないだろう一章でしたが、少しずつ、BLらしいエピソードも織り込む予定です。
グレイが本気でルーニーに熱を上げるようになるのも、濡れ場を描くのもまだ先ですが、お付き合いいただけたらと思います。
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