第62話 総合内科のチーム編成

 敬愛する兄弟子鷹山先生は、九田記念病院での内科研修終了後、ご親族の経営する病院グループに移られ、療養型病院に院長として勤務されていた。しかし思うところがあってか(詳細はよく知らない)、再度九田記念病院に戻ってこられた。


 その際に、しばらく急性期の疾患を診ていないので、保谷君とチームを組みたい、とのこと。私としても、敬愛する兄弟子とチームを組むのは大変心強く、ありがたいことで、鷹山先生と私でチームとなった。


 このチームに初期研修医が入ってもらったり、若い後期研修医に入ってもらって教育チームを作っていた。あとは、初代チーフレジデントの新海先生、4代目チーフレジデントの大山先生が単独で仕事をしていた。朝7:30のカンファレンスは全員が集まり、前述の通り、前日の新入院の方のカルテ回診と、チーフレジデント(私)が振り分けを担当した。総合内科チームでなかなか解決できないことは師匠に相談して、解決していた。


 鷹山先生とのチームは私が卒業するまで続いた。教育チームとして後輩たちのトレーニングに役に立てたと思っている。しばらくは、このチームでの思い出話を続けたいと思う。



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