第83章 超巨大ウイルス?⑪
ところが4体ともすぐさま後方に退き、手で腹部を抑えていた。なんとパクリロボは、長剣を握っていた。いやそうではない。左上腕から先が長剣に変わっていた。その長剣で怪物たちの腹や胸を切り裂いたのだ。なるほど、単に馬鹿でかいだけのロボットではないということか。銃を使えば弾を吸収されてしまうが、刀なら怪物たちでも切り裂くことができるということだ。
「味な真似をしやがって」
腹部を抑えながら、怪物の1人が吠えてきた。
「だが、俺たちにその手はきかねえぜ」
もう一人の怪物が声を投げつけると、なんと切られた腹の傷口が治りだしていた。
逆にガーピスの刀は、刃こぼれができていた。その刃こぼれも消えだしていたが。
キアヌやカストロたちは、この異次元の超絶バトルをただただ息をのんで見ているだけだった。
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