第74章 防衛戦再び⑭
全滅する前に、せめて艦船だけでも破壊すれば、火星を救える望みがあるかも? 腹を決めると、艦船に飛び込み自殺、いや体当たりしようとしたときだった。艦船が被弾炎上しだした。
「いったい、どういうことだ?」
艦船の方々が破壊されていく光景が、瞳に映っていた。
被弾を受けているのは反対側だった。味方の戦闘機ではない。どうやら、何者かに攻撃されているようだ。いったい誰が? だが、反対側には何も見えない。
すると反対方向の見えない先から、レーザー弾とミサイルのようなものが飛んできた。方々を破壊された艦船は、小爆発が続いた後、大爆発を引き起こした。
ドッカーン!! 艦船は木っ端微塵に吹き飛び、残骸が方々に飛び散った。
見えない先に、誰かがいるのは間違いない。
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