第70章 防衛戦⑭
「たいした人だ。彼は本当に人間なのか?」
後方に退いたキアヌが驚嘆の声をあげた。
だが、いまは炎上する艦船をのんびりと見学している暇はない。すぐさま攻撃してくる戦闘機を撃破した。苦戦の要因だった迎撃砲が消えたことで、戦況はまた優位になった。戦闘機の数にものを言わせて、敵機を次々と撃破していった。敵機は残り5機となった。後は、時間の問題だ。
「キアヌ、後は任せたわ。わたしは宮島さんを助けにいく」
アリーナは告げると、落下していく艦船に向かって機を急降下させた。
艦船が大気圏の突入する前に救い出さないと、助けられない。アリーナは落下していく艦船に突っ込んでいった。
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