第60章 連合戦開始⑦
海面、海中はガイガーの艦や双方の戦闘機で埋め尽くされていた。
「いいか! 奴らが停止しているうちに、全部破壊するのだ」
鑑真が命令した。
鑑真が率いる潜水艇は100隻だ。相手が無抵抗状態とはいえ、戦闘機2万機と海上に浮いている5隻の艦船を10分以内に全部破壊するのは容易ではない。時間との戦いだ。
「これから上空に残っている連中を掃除する」
別の場所で待機していたクレージーホースが全機に命令した。
攻撃相手は、電磁波パルスの被害を免れた7千機余りの戦闘機だ。クレージーホースは自分が率いる2500機と、ガーピスが派遣した200機で攻撃を始めた。
電磁波の影響でレーダーが役に立たないガイガー軍は、いきなり空に現れた2800の戦闘機に不意をつかれて次々と撃ち落とされていった。それでも数がものを言った。双方の弾が飛び交い、激しい空中戦が始まった。
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