登場人物は全員大人ですが、だからこそのラブコメ展開を繰り広げています。
ですから、学生の頃に感じる甘酸っぱさではなく、どこか色気のある駆け引きを味わえます。
けれど、キュンとする言葉やトキメキ成分も散りばめられているのです。
しかしこちらの作品の1番の魅力は、それらを全部、登場人物達の思い浮かべる『本心』で、かき消してしまうところでしょう。
この衝撃に、笑わない人はいないはず。
登場人物達がどんな顔をして妄想を繰り広げながら会話をしているのか、想像するだけで自然と笑い声がもれます。
登場人物達の頭の中を存分に覗き見させてくれるこちらの作品。
皆様も押し寄せる言葉の波に、ただただ身を任せて楽しんで下さいね。
鳥海紬衣は教師です。そのため毎回、質問形式でしめくくるのですが、深い意味はありませんし答えもありません。
深い意味が無いわりに思考能力が高すぎて、長文でがっつりめいっぱいに楽しませて、笑わせていただきました。
この作品のなにが素晴らしいのか、ひとことでは言い表せませんが、おそらくどの部分を切り取って読んでも面白いことと、作者さまが楽しんで書いているところではないでしょうか。
真ん中あたりでも序盤でも、サクッと読んでももらえば分かりますが、一語一句が笑えます。笑えすぎてむしろ泣きます。
やっぱり最初から読んでもらっていいですか。余計なことを言ってるみたいでスミマセン。余計なことしか言ってない物語なのです、そこがとにかくすごいんです。
高速回転セルフ突っ込みと冷静に考えながら自虐的に切り捨てる、センス抜群のこ気味よいコメディはまったく新しいスタイルだと感じます。音声にしたらラップみたいになるかもしれません。
正直、ここまで面白い作品は希少ですが、いったん問12で落ち着いてあとがきになってしまいました。
ぜひ、多くの方々の力。または運営から直接働きかけて頂くか、権力のあるかたが動いて頂くか、秘密工作とか特殊な部隊のかたの力を借りて続編を書いていただきたいと思う次第です。
それほど残念です、まだまだ終わってほしくないんです。
中盤から登場する幼馴染み、何年かけてそれやってるのと突っ込みたくなりますが、まだまだ終わっておりません。
どうかしている美容師の彼と幼馴染みの彼は分かりあえるかもしれません。
ホラー展開も充分いけます。ある意味充分ホラーな展開ですが。
色々と書きたいことはありますが、ネタばれが過ぎると申し訳ないのでまずは先入観なしに読んでみてください。
今年度一番のお勧めです!
(∩´∀`)∩★★★
我が名はラオウ。乱世の王でもなければラーメンでも無い!
そのこころは、裸(コラ!)
うぬらに問う!ラブとはなんぞや!?
コメディとはなんぞやぁああ!!
迷える仔羊たちよ、集まるが良い。
ここには笑いという愛が満ちておる。
愛ゆえに…人は笑わねばならん!
愛ゆえに…人は抱腹せねばならん!
…え? ウザい?
作者サマっ!ごめんなさい!
ついつい、この作品で脳がショートしちゃいました♪
皆さんもどうです?一緒にスパーキンしてみませんか?
本作は…閉塞した現代に現れた笑いの救世主! ひとときの癒しに乗っかってみましょう♪
※作者サマ、本当に申し訳ございません。