(5)塩茹で

【塩茹での作り方】


 調理器具:大鍋、包丁 、まな板、ざる、ガスコンロかIHヒーター

 使う食器/洗い物:タッパー


 食材 (一人分):ほうれん草、ブロッコリー、塩、かつお節、醤油、マヨネーズ


 調理時間:15分程度

 材料費合計 (一食分):約30円



 野菜の塩茹でです。

 要するに茹でるだけです。

 料理をしたことがない人の場合、塩を入れるという基本を忘れがち、またはご存知ない可能性がある点と。

 あとは茹で過ぎないように、そこだけ気を付ければ間違いないでしょう。


 まずは大鍋でお湯を沸かします。

 ブロッコリーの場合は切った1株全てが入る大きさ、ほうれん草の場合はそのまま(切る前の状態で)入る大きさがあれば大丈夫です。

 寸胴より平べったい鍋の方が水の量が少なく、沸騰時間も短くなるでしょう。

 水1リットルに対して塩を小匙1杯程度入れます。

 自分が使う平べったい大鍋で、大体1杯半から2杯程度になります。


 お湯が沸騰したら、野菜を投入します。

 ブロッコリーの場合は、お湯を沸かす間に切っておきましょう。

 切り方は食べ易ければ何でも良いですが、基本は房ごとに分ける感じです。

 よくあるブロッコリーの形にすればよいという事です。

 面倒だからと真っ二つに切ったりすると、茹でる際にボロボロになってしまいます。

 ほうれん草は特に準備は要りません。


 ほうれん草の場合は根に近い部分が少し固いので、最初に30秒ほど根の部分だけをお湯に入れ、それから全体をという順番でやると均一に火が通ります。

 茹で時間は1分~数分程度、さっと茹でるだけです。

 長く茹ですぎると栄養素が全部流れ出てしまいますので、茹で過ぎないようにしてください。

 (お味噌汁など茹で汁をそのまま使う場合はこの限りではありません)

 茹で上がったものをまな板へ移し、少し冷まします。

 まな板にキッチンペーパーを敷くか、多少熱くても早めに水を切った方が良いです。

 少し冷めたところで適当な大きさにカットし、タッパーへ移します。

 ほうれん草の上にかつお節を乗せ、醤油を適量かけてお召し上がりください。

 タッパーのまま、冷蔵庫で数日程度は保存可能です。

 うどん、そば、みそ汁の具などにも利用できます。

 ※買って来たほうれん草は、そのまま冷蔵庫へ入れず、なるべく新鮮なうちに茹でておきましょう。


 ブロッコリーの場合は、茎の部分をどうするかという問題があります。

 葉の部分に比べて味は落ちますが、全然食べられるので、一緒に茹でても構いません。

 その場合は火が通りやすいよう、5ミリ程度の厚さにスライスしましょう。

 (茎の部分は漬物にしても食べられます。前の「甘酢漬け」などを参考にどうぞ)

 根に近い部分は傷んでいる可能性がありますので捨てて下さい。


 茎の部分も使う場合、火が通りにくいので、先に茎の部分を茹でます。

 茎の部分をお湯の中へ投入して、大体2~3分経ってから葉の部分も投入し、更に数分茹でます。

 ブロッコリーも茹ですぎると養分の流出や、べちょべちょになって形が崩れたりしますので、2分前後を目安に。

 茹で上がったものをざるにあげて、水分を切ります。

 これもタッパーに入れて冷蔵庫で数日保存可能です。

 マヨネーズを付けてそのままお召し上がりください。

 ラーメンや炒飯などの具材としても利用できます。


 材料費の計算方法:

 ほうれん草 1袋 100円 (1袋で3~4人分)

 ブロッコリー 1株 85円 (1株で3~4人分)

 ※値段は全て、近所のスーパー等で買う際の参考価格です。

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