(2)納豆うどん
【納豆うどんの作り方】
調理器具:片手鍋、キッチンタイマー(100円ショップ等で購入可能)
使う食器/洗い物:お箸、お椀 (大)
食材 (一人分):うどん(1玉)、納豆 (1パック)、卵 (1個)、醤油 (少量)
調理時間:10分程度
材料費合計 (一食分):約64円
鍋ひとつで簡単に調理可能です。
ガスとガスコンロ、または電気/IHコンロも必要になります。
簡単に言うと、納豆ご飯を、ご飯ではなくうどんで食べるイメージです。
汁無し。
「コロナに納豆が効く」
というデマ(?)が流れたせいで、少し前の一時期、納豆が品薄となり、自分の地元スーパーでも納豆1人1パック購入制限になって困りました(^_^;)
デマというよりも、「即効性が無い」というのが正しいでしょうか。
納豆には元来、免疫を高める効果がありますので、コロナにも勿論効果があるのですが、ただ食べればコロナに罹らないとか治るというような話では全くありません。
普段から食べていれば、免疫力が高まるので有効ですよ、といった類の話です。
また「納豆と卵を同時に食べると体に悪い」というデマもありますね。
これも誤った知識で、本当のところは「卵 (の白身)が納豆の有効成分の一部吸収を妨げる可能性がある」という事です。
卵の白身は、生で食べた際、胃や腸に膜を張ってしまうので、栄養などを吸収しにくくしてしまう場合があります。
これは納豆に限った話ではないのですが、納豆と生卵を同時にご飯にかけて食べる事が多々ありますので、そこから「納豆と卵は体に悪い」というふうに改変されて伝わってしまっているようですね。
「牛乳と梅干」「スイカと天ぷら」みたいに、お腹を壊したりするような可能性は全くありません。
では具体的な作り方を説明していきます。
まずは鍋に水を入れて沸騰させます。
完全に沸騰したところへ、うどん1玉を投入、やや水温が下がってしまうと思いますので、そのままもう一度沸騰させます。
ここでポイント。
鍋がぐつぐつ煮立ってきたところ、ではなく、大きな気泡が鍋全体から万遍なく出ている状態。
これが完全な沸騰状態です。
水がぐつぐつ言い始めた段階では、まだ水温は100度に達していませんので、しっかり沸騰するまで待ってください。
麺を入れて完全に再沸騰させたら、ここに卵を割り入れます。
少しだけ火を落として10秒~15秒。
そうしたら火を止め、キッチンタイマーを5分間セットします。
5分待つ間に、納豆を空けて、添付のからし、タレを普通に入れます。
そこに醤油をちょい足ししてから、よくかき混ぜてください。
ご飯にかける場合よりも、(汁は入れませんが)うどんの方が水分が多いので、醤油で味を調節しておく必要があります。
5分経ったところで、麺をお椀に移します。
うどんは麺が太く、お箸で簡単にすくえますので、ざるなどは使わなくても大丈夫です。
卵はいい具合に半熟・・・というより温泉卵のようになっていると思います。
季節や地域 (寒い場所、熱い場所など)によって、茹で時間には多少の誤差が生じますので、卵が緩すぎるなら30秒~1分ほど長く、逆に硬すぎるなら30秒ほど短く調節してください。
また、「卵を入れてから10秒間沸騰させる」という工程を省いた場合は、1~2分間ほど長く茹でてください。
(10秒沸騰させずに5分間ですと、白身が全然固まらず、お湯と一緒に流れ出てしまうと思います)
鍋にお湯と温泉卵だけが残ったところで、お湯を捨てます。
うどんの上にかき混ぜた納豆を乗せ、その上に温泉卵を落としたら完成です。
(このとき捨てきれなかったお湯が少々入ってしまっても全く問題ありません)
お好みで、刻みネギ、わけぎ、ほうれん草、カイワレ、豆苗、わかめ、刻み海苔、鰹節、揚げ玉、七味唐辛子 (またはラー油)などを加えてお召し上がりください。
材料費の計算方法:
うどん 3玉入り1袋 税込み87円 (1玉29円)
納豆 3個パック 税込み54円 (1パック18円)
卵 10個入り1パック 163円 (1個17円程度)
※値段は全て、近所のスーパー等で買う際の参考価格です。
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