あとがき&補足。※読まなくても大丈夫です。
ということで、『俺の暗殺を企んでいる(と思しき)婚約者に婚約破棄を叩き付けたら社会的に抹殺されたっ!?』終わりました。
読んで頂けたのなら、ガッツリ下ネタあり。けれどエロは無い。の意味がわかると思います。
ラスティード王子が馬鹿でしたねー。(笑)
浮名を流し捲っている男の話はよくありますが、「コイツ節操無さ過ぎ。絶対病気でも持ってんじゃね? 女性はこんな男と結婚したいか?」という風に思ったことがきっかけでできた話です。
婚約破棄のざまぁものではあんまり見ない感じの、微妙にリアルっぽい感じになったような気がします。公衆の面前で、ある意味公開処刑。(笑)
若干オーバーキルのような気もしないではないですが、リリアラ嬢にとっては一族郎党処刑の回避と、ラスティードと縁切りのチャンスだったので……まぁ、自業自得ですね。
ちなみに、ラスティードの名前はズバリ色欲のラストから取りました。リリアラはなんとなくですね。
そして、作中で恐ろしい病気とリリアラ嬢が言っているのは、梅毒を参考にしています。
梅毒は、早期に発見して治療すれば治る病気ですが、人によっては罹患していても無症状、無自覚で数十年もの間潜伏期間があったり、あせもや皮膚病のような症状で、梅毒だと気付かないことも多いそうです。
そして、梅毒の菌が脳にまで回ると認知症のような症状が起こることもあるそうです。けれど、梅毒とは気付かず、認知症など別の病気として治療を続け、亡くなってしまうというケースも……
また、途中で梅毒だと気付いて梅毒の治療を開始して、梅毒が完治したとしても、それまでに低下してしまった脳機能が回復することは難しいそうです。
他にも色々と恐ろしい病気があるので、感染してしまわないようお気を付けください。
梅毒、HIV、エイズなどの検査は全国の保健所などで無料、そして匿名でできるそうなので、もしかして……? と思ったら、すぐに検査することをお勧めします。
ラスティード父である国王と、リリアラ父がどうなったかという補足します。
国王はラスティードの王位継承権剥奪後、色欲王子の父親として、めっちゃ笑われてます。そして、病気持ちではないかと疑われたり、過去の恋愛遍歴が色々と暴露されて、赤っ恥。更には、在位期間が延びたので、笑われながらもラスティードの弟が成長するまでは、踏ん張って国王を続けました。
リリアラ父はリリアラが修道院に入り、病気予防の講演会などで高名になるにつれ、そんな娘を手放した無能のレッテルを貼られて居たたまれないことに。そしてリリアラに帰って来るよう説得しても、無視される……という感じです。
なかなかざまぁになっていると思いますが、如何でしょうか?
読んでくださり、ありがとうございました。
感想を頂けるのでしたら、お手柔らかにお願いします。
俺の暗殺を企んでいる(と思しき)婚約者に婚約破棄を叩き付けたら、社会的に抹殺されたっ!? 月白ヤトヒコ @YATO-HIKO
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