あとがき
読んでくださりありがとうございます。
あとがきを読まないで自分の心の中で作品を味わいたい派の方は閲覧注意!
お気づきの通り、「サトリとロウア」は『悟りと聾唖』です
聾唖という表現で不愉快な気持ちになった方、すみません。悪意は全くないです。
登場人物の聡太は聡(さとる=悟る)から。
一葉は言葉の葉からとっています。
このお話を思いついたのはパラリンピックを見ていたのもあるでしょう。
実際、身近に全く聞こえない友人はいないのですが、耳が不自由な人、無口な人はいます。
ぼくは比較的、目の前の人が何を考えてるか気にするタイプです。気を使いすぎ(いわゆるHSP)、頑張りすぎて体調を崩す人もいます。
意外とこんなお話は身近なのではないでしょうか。
文字だけでやりとりするのが普通の時代。
声の有無で伝わり方が変わります。
なんなら文字だけでこうして皆さんにお伝えしてますが、受け取り方は千差万別、十人十色。
短文なら尚更り正しく意図が伝わるとは限らない。
そんな中、一葉は一言も発さず、少し変わったひとりの少年を変えました。
コミュニケーションって
伝えるってむずかしいですね。
サトリとロウア Cornus @muzik-i-917
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