番外編
クリスマスの番外編
このストーリーはタイトルの通りクリスマスの番外編です。本編から数年後のお話となっております。
ifストーリーです。
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俺と栞は付き合い始めた。
栞は相変わらず美人で周りからの人気もあり、勉強もスポーツも出来る人気者。
俺は栞さんと付き合うことになり、隣にいても栞さんが恥ずかしくないように服装と髪を整え、雰囲気イケメンになっている。
好感度のことは栞に話してあり、栞に「私がゼロならその数値は嘘だから気にしなくていいと思うよ」と言われてから人の好感度を確認はするがほとんど気にしなくなった。
今日はクリスマスイブである。
O大学のある教室で2人の女の子と1人の男の子がクリスマスのことを話している。
「「お願い」」
「無理だよ。今日は彼女と過ごすから」
(好感度はふたりとも80か)
「ちょっとだけだからさ」
「コンパは苦手なの」
「相変わらずガード硬いね。そんなんじゃクラスの男子から嫌われるよ」
「別にいいよ彼女さえいてくれれば」
「イケメンでこんなセリフを言える彼氏欲しい」
「私も欲しい」
「2人なら告白すれば付き合えるでしょ」
「だといいんだけどね」
「ねぇ彼女さんの写真見せてよ」
「いいよー……これ」
「わっ!美人」
「美男美女かー」
「僕は美男て程でもないよ」
「無自覚なのがまた……」
「じゃあ行ってもいいかな」
「うん。時間取らせてごめんね」
「いや、大丈夫」
それから久保くんは教室を後にした。
T大学のキャンパスの入口前でも男性1人と女性1人がはなしてる。こちらも翌日のクリスマスのお話だ。
「柴田さん。明日、俺と一緒に過ごさない?」
男性の方は顔立ちが整っていてイケメンだが女性はあっさりと断った。
「明日も彼と一緒に過ごすので」
「彼ってそんなにイケメン?前に見た写真ではお世辞でもイケメンには見えなかったけど」
「あなたは顔以前の問題です。性格が無理なので」
「俺さY社の御曹司なんだよね。俺の方がお金あるよ」
「そうですか。あなたの両親の力なのに自分の力の様に振る舞う。私が1番嫌いなタイプです」
「チッ!調子に乗ってると……」
そこに1台のバイクが来た。
バイクに乗ってる男はヘルメットを取り
「俺の彼女になんか用すか?」
「久保くん!」
「今日の栞さんは俺と過ごす」
「ふーん。はい、ヘルメット」
「ありがとう」
「じゃあ帰ろうか」
「うん!」
「おい!待て!」
バイクは止まることなく進んで行く。2人はそのまま帰路に着いた。
家に着き、2人でご飯の準備をし、2人でお風呂に入り、食卓に着いた。
「「いただきます」」
カチン
2人のグラスが当たり綺麗な音が鳴った。
グラスの中には2人とも自分の好きなワインが入っている。
それからはいつもと同じように今日のことを話した。
「今年も沢山誘われたんだね」
「彼氏がいるって断ってるんだけどね」
「俺は嬉しいよ。彼女がこんなにもモテモテなんだから」
「私としては複雑なんだけどね。航大君はどうだった」
「あー……誘われてないよ」
「本当は?」
「朝からなら8人くらいです」
「やっぱりモテちゃってる!高校生のときみたいに……でもそれだと……」
「まぁこうして2人でご飯を食べてるんだから」
「まぁね」
「話変わるけど今年も圭と若宮からクリスマスプレゼントが届いてるね」
「もう4年くらい続いてるから恒例行事だもん」
圭と俺、若宮と栞はクリスマスプレゼントを送りあっている。
「確かに」
「わー!綺麗」
若宮のクリスマスプレゼントは綺麗な色のリップとアクセサリーだった。
「おー栞に似合う色だね」
「ありがとう。圭君からはなんだった?」
「中にちいさな箱が1つとこの服だよ」
「その箱はなに?」
「手紙に1人で開けるようにて書かれてるから部屋で見てくるね」
「うん」
それから30分程雑談とご飯を楽しんだ。
食器を洗い、歯磨きをして寝る準備を終えた。
「じゃあ寝ようか」
「ダーメ」
酔ってる!酔ってる時の栞はめちゃくちゃ可愛いけど今日はいつもより多く飲んでるからやばいかも
「もう11時だよ。課題とかは終わってるでしょ?」
「終わってるけど。う〜」
「もう、駄々こねないで。寝るよ」
「ま〜だ」
「何するの?金太郎電鉄?」
栞が脱ぎ始めた!
「何やってるんだよ」
「ねぇ、しよう♡」
「えっとでもあれがないよ」
「圭くんから小さな箱があれだったでしょ?」
「いや、えーと」
「圭くんからLINESで教えてもらった」
「もしかしてシラフ?」
「なーいしょ。えい!」
「わっ!」
その日、僕らが寝たのは4時を過ぎた頃だった。
ヒロインの好感度をカンストさせるにはどうすればいいか 夕方 @teeru
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