倉沢の読書帳。

76 【追記あり】復刊がうれしいやつ。

　今の朝ドラ『ブギウギ』は笠置シヅ子がモデルの物語なので、当然服部良一も淡谷のり子も出てくるわけですけど。

　となると、関連本の再版がうれしくてですね。

　拙作『風琴ねずみと夜の電車』は昭和10年の物語で、辻さんが楽士ということもあり、服部良一の自伝『僕の音楽人生』は必読の一冊でした。

　辻さんがデパートの音楽隊からキャリアを積んだのは、服部良一とおんなじです。

　CDもけっこう集めたなあ。

　で、『僕の音楽人生』、しばらく絶版で図書館でしか読めない本だったのですが、このたび30年ぶりに復刊されまして、うれしいな。

　ドラマの盛り上がりといっしょに、周辺も盛り上がるのは喜ばしいですね。

　ドラマで『ラッパと娘』のパフォーマンスすごかったですけど、次は何かな。『東京ブギウギ』は当然あるだろうけど、『ヘイヘイブギー』とかもあるかな。

　私『ホームラン・ブギ』とか庶民的なやつも好きで、そっちはどうかなあ。YouTubeで聞けるので、今はいいなあ。

　楽しみにしているのでした。

【追記】

「辻さんがデパートの音楽隊からキャリアを積んだのは、服部良一とおんなじです。」→音楽隊はおんなじなんですけど、正確には服部良一はデパートじゃなくてお料理屋さんの音楽隊でした。追記です。