75 「読んでからにすればよかったかなー。」とか。
拙作『星団戦隊プラニセイバー』は特撮ものなので、作者=私はそれなりに特撮を見てはいますが、すべて履修済みというわけではないので、そりゃ未見のものもある。
今、YouTubeで『非公認戦隊アキバレンジャー』配信してまして。そういえば見てなかったなあと思って見ました。
見てないのもそりゃそうだで、あれ、2012年の作品なんですね。
震災直後はほとんど何見ても楽しくなかったですしそのせいもあったかなあ。何かを見たり読んだりするだけでしんどかったです。
こうしてようやく環境ほか整い見ることができまして。
……これ見てから『木造二階建て築五十年、鈴木邸異世界行き』書けばよかったかなあ……どこがというとネタバレになるのであれですが、〈現実世界と妄想世界を行き来する〉パターンの多彩さですよ。うわあ。さすが荒川稔久。
創作を趣味にしていると「読んでからにすればよかったかなー」ていう作品がいろいろありますね。知識や事実の確認が甘かったときは、それは頻繁に出ますけれども(笑)、上記みたいな展開や演出的なとこで「読んでからにすればよかったかなー」、も、あります。
多分ミステリーとかSF書いている人はよくあるんじゃないのかな。「そのネタ、先行作品あるよ」となると、そのネタは捨てるか、その先行作品踏まえたものにするか、になりますよね多分。
作品を何らかのかたちで発表する以上、プロアマ関係なく慎重になる部分でもありますね。知らずパクりにならないように、とか。
でも、いち読者としては、この「うわあ、見てからにすればよかった!」「読んでからにすればよかったかなー」、けっこう好きです(笑)悔しいけど間違いなく面白いからです。
そんなことを考えながら、趣味の創作を続けています。
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