8 こんなラノベがあった④新井素子『ブラックキャット』シリーズ
えっと。倉沢トモエです。
いわゆる新井素子文体でとりあえず小説らしきものを書き始めた人は、私の世代では多いと思います。
私も思えばそうでした!
普段の話し言葉で、魅力的なキャラクターとストーリーが構成されてしまう驚き。
それの本当の難しさにも気付かずに……
〈視点〉の取り扱い。難しいんですよね。
その証拠に長いこともう一人称での長編書いてないです(笑)
で。
新井素子文体の模倣。
やることは、〈普段の言葉〉縛りで、ひとつひとつ描写を重ねていくことです。
出来上がりが稚拙なお話でも、〈自分の言葉〉というものを見つめる最初の練習になったような気がします。
さてさて。それで、初めて買った新井素子作品は『ブラックキャット1』でした。中学一年生。
〈キャサリン〉は〈エカテリーナ〉で〈カザリン〉でもあるとか余計なことを覚えています(笑)
それで、今気付いたのですが、私、ブラック・キャットシリーズの完結編未読でした! なんでか『キャスリング』で終わりだと思ってた!←そもそも最終回っぽい話でもないだろう。
あ、でもまだキャットたちの話、未読が残ってて読めるの嬉しい(笑)
変なオチがついてしまった。
では、次回は『星へ行く船』シリーズの話題にします。
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