確かに、聴診器を当てることは、患者の立場からすると「診てもらえた」という安心感になるのかもしれないですね。
けっこう大事なことでもあるのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「手当て」という言葉もあるように、患者さんの診察で、必ず痛みのあるところに触診をしたり、一般的な聴診をしたり、と患者さんに触れる診察行為は、その行為自体が「診てもらっている」という安心感を与えているだろう、と思っています。
丁度昨日、医局で非常勤のベテランDr.と、「ワクチン接種の際に、患者さんに聴診器を当てているか」という話題になりました。私も、その先生も「聴診器を当てる」派だったのですが、一言二言問診をしてワクチンを接種する、という医師も多いかと思っています。COVID-19ワクチンの大型接種会場ではそのような形だったのではないか、と推測しています。
短時間でたくさんの患者さんにワクチン接種をしなければならない場面で、「聴診所見でワクチンを中止する」という事態が発生するのはほぼほぼない(多分0.1%くらいかと思います)こと、聴診をするとどうしてもその分1~2分ほど時間を使うので、能率は悪くなることは否めません。そのためしばしば「何で予約しているのに、時間通りに接種でけへん(できない、という意)ねん!」とクレームがつくこともあります。
しかし、患者さんの「医者はちゃんと診てくれている」という安心感、万一ワクチントラブルが起きた際にも「事前にきちんと医師は診察をしていた」という事実が残ることを考えて、「聴診を行なっている」ということで、そのベテランの先生と同意したところでした。
理不尽なクレームは、心が折れますよね>.<
患者さんにもいろいろな方がいらっしゃるので、先生も大変ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
時に思わぬことでクレームがつくことがあり、びっくりすることがあります。