応援コメント

第44話 このあたりの記憶が定かではない。」への応援コメント

  • 後で思い返して計算が合わないって、よほど必死に学んでおられたのではないかと思います。
    そして、
    >部長はたくさん飛んでくる画像の読影と並行で私の指導もしていただき、
    医師として経験を積んでいくと、今度は保谷先生が教える立場になるのですね…。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    医師の教育スタイルの一つとして「屋根瓦方式」というものがあります。ベテランの医師が教育する、というのではなく、年次の近い、例えば3年次の研修医が2年次の研修医を教える、というスタイルです。もちろん、現場では「屋根瓦」だけでは不十分ですが、同じような経験をしている年次の近い先輩だからこそ、躓きやすいところもわかるので、そういう点で教育効果がある、と考えられています。今でも有名研修病院では「屋根瓦型教育の充実」を病院の利点と挙げているところは多いです。

    もちろん、別編で後期研修医時代のバタバタを書きましたが、おっしゃる通り、後輩の疑問に答え、後輩と共に学んでいく、という後期研修医時代を過ごすことができ、とても貴重な時間だったと思っています。