VRやARをネタにしたSF小説はカクヨムにもいくつかありますが、それらをさらに一歩推し進めた「XR」技術を使ったSFモノ。この「XR」の「動かし方」に意外性があって、ちょっと驚きました。(ネタバレになっちゃうので、これについて書くのはここまでにしておきます) 主人公の高校生二人の会話も、軽やかで美しい描写も、爽やかな印象で好感が持てました。 読んだあと、とてもポジティブな気持ちになれるお話です。