学校を舞台に、超常的な能力を持ったふたりの男子が、人知れず活躍する物語。
いわゆる「異能バトルもの」的な現代ファンタジーです。
ファンタジックで不思議な能力の、そのこだわりの設定が特徴的。
舞台が学園、そしてキャラクターが中高生ということもあり、ティーン向けのライトノベル的な雰囲気のお話でした。
独特なのは主人公コンビ、男の子ふたりの関係性です。
距離感が近いというかなんというか、ベタベタいちゃつきまくる様子が印象的。仲が良いといえばそうなのですけれど、明らかにそれを超えている感じ。
異能バトルものらしい枠組みを踏襲しながらも、独特の個性とこだわりを感じる作品でした。