編集済
す、すみません……
>きみの皿になかった、もう一切れの肉なんだよ。ニクこそが
恐らくロタにとってすごく大事なことを指摘していると思われるセリフなんですが、ちょっとどういう意味合いなのかピンと来ませんでした……
>それでもっと怖くなった。みんなの言う通り、いつも私は正しい答えを知っていなきゃって
あぁぁ、これは怖いでしょうね。これまでずっと気を張ってきたんだってことが、すごく分かります。
対等にものを言い合える相手って貴重です。
あまりエッジに寄り掛かりすぎると逆に変な依存になってしまいそうですが、ロタ自身が「今だけ」と言っているので、今すごくギリギリの状態なんでしょうね……
【追記】
ご返信ありがとうございます!
ロタとニクの立ち位置の違いは分かるんですが、『もう一切れの肉』という比喩がそれを表すのにしっくり来ないというか。
『もう一切れの肉』は、現状+α ということですよね。
しかし、ロタが『現状』だと思っていたものの中に実はニクが存在していなかったということなので、むしろ『とっくに自分の身体の一部だと思っていた昔食べた肉が実は空気だった』ような感じなのでは……?
敢えて「食事として取り込む」比喩表現に拘るなら、ですが。
ロタ自身が、大事な仲間に対してそのような感覚を抱くのか、という違和感もあります。
皇帝がそう考えるなら、腑に落ちます。ニクが皇帝にとっての『もう一切れの肉』であるということなら。
ロタは、最近のニクに神の加護が見えないというようなことを言っていたと思いますが、その事実から目を背けていたわけですよね。
それが「正しい答えを知っていなきゃ」という苦悩に絡んでいく流れになった方が自然かなぁと思いました。エッジの指摘の方向性として。
かなり好き勝手なことを書いてしまいすみません。あくまで私の個人的意見なので、ゆきはさんのお考えに合わなければスルーしてくださって大丈夫です!
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
複数人の心情や思惑が干渉し合う複雑な描写を試みておりまして、伝わるかなあと心配しておりました。
解説をするならば、該当箇所の少し前にロタが「食事のたびに肉をもう一切れと増やしていたら食べきれなくなる」と、現状で満足しなければきりがないと言っています。
それに対し、かなり昔から皇帝の駒だったというニクを裏切り者と呼ぶのは彼を無条件に自分の側と決めつけること。
現実はロタの皿に載っていなかったのだから、「もう一切れの肉」だとエッジは指摘しました。
どうすれば理解しやすくなるか悩んだのですが、ご指摘のセリフの後の文章を以下の通り変更しました。
ちょっと自信がなく、もしも可能であれば、良くなったかまだダメか教えていただけると嬉しいです。
―――
欲する物があるなら、持つ者から奪おう。その準備を進める皇帝に、ニクは従うと言った。
対して、今ある物で。手の内だけで満足出来るのが最善だと。そう主張するロタが弟分の自由な意志を無視し、裏切ったと言う。
これが矛盾と、その一点には彼女も気付いていなかったろう。散らばって聞こえた呼吸が、すっと途絶えた。
―――
ワンゴやニクも言っている通り、ロタは改革者の一面も持っています。そんな彼女に住人たちは救世主みたいな幻想を抱いたのかもしれません。
仰る通り、すごく怖い状況ですよね。住人たちには善意しかないのが、さらに。
自制の利くロタなので、今だけと言ったならそうしようとするでしょうね。でもこういう感情って本心のところで、「今だけ」に出来るものなんでしょうかね?
ロタ様。
皆を正しいと信じる方へ導くことの重圧に苛まれて。
力ないニクの背中を見送り。
あなただけなの、と言われれば…
今だけ、英治、受け止めてやってほしい。
ほしいけど。
不謹慎だけど、ウラヤマシイ。
作者からの返信
@chukkichukichuki58さん、こんばんは。今日もコメントをくださり、ありがとうございます。
プレッシャーと、現実となった裏切りと。ロタさま、押し潰されそうです。
慰めの相手に英治を選んだのは当人の言う通り、目の前に居たからとかではありません。
それが今だけ、で済むのかなぁとか。
生まれた時代背景もあり、奥手の英治は戸惑うばかりですね。知られればチキになにをされるか分かりませんよ?(笑)
ええええええええー。芙蓉子さんではないと思いつつ、人助けって。はよ、次!
作者からの返信
そう確信しているなら、けしからんですね。
まあ「ちょっと酔っちゃった」とかいう軽い話ではないので、冷たくあしらうのもどうかと思いますが。