応援コメント

第31話:皇帝の尻尾」への応援コメント

  • くおっ! 私でしたら、ラスト一行を次の頁にしてしまいますが、レディ~、でもこの手法。うまかったですよね。前に戻りますが、悪くないから悪いの、と言った甘い台詞、グサグサ来てます。デレだわ。あと、こうした戦略、よく考えられますね。凄い。

    作者からの返信

    最後のセリフを次回にするかどうかは悩みました。
    でもまあやって来る敵の意図を説明して、そこに現れたのがその条件と外れる人物と読者に分かったほうが、引きとしては意味があるかなあと判断しました。


  • 編集済

    コルピオがワンゴに預けたものこそ、三眼人の宝物だったりして。

    ニクは、皇帝に「三眼人の宝を一眼人が盗んだかどうか疑うならお前自身で村を、ロタ周辺を探ってこい」などと言われてここに来たのかも。

    水の都と言われた都市を水没させる事のリスク。
    八人種の宝物を手に入れる為としても、その代償は計り知れない。
    川の氾濫を超えるダムの決壊水量となれば、元々あった川の流れは一変し、
    下流には大量の泥流が押し寄せる筈。
    その泥流は生活の基盤を飲み込み、糧も術も泥海に沈む。(秘密の畑は大丈夫なようだが)
    民の命は救われたとしても、復興に、生活に、どれだけの歳月がかかるのだろう。
    数万から目減りしたとはいえ、そんな民を養う国力があるのだろうかと、
    球磨川水害のボランティアに参加した身としては、心配になりました。

    残った民が少ないなら、水攻めで一掃し、民の居ぬ間に宝をせしめる。
    水没した都は魚人にくれてやるなんて思ったんですが。

    皇帝の人気取りの材料にするとは。

    作者からの返信

    @chukkichukichuki58さん、こんばんは。今日もコメントをありがとうございます。

    ちょっぴりしれっと差し込まれた一場面によく注目されました。蠍人好きだからでしょうか。
    なるほどコルピオが三眼人の宝物を隠していたと。たしかに砂の民なのに居残っていることを考えると、その可能性もありそうです。

    皇帝からニクへの課題。そうですね、三眼人の宝物など知らないと言っているのこそロタの嘘かもしれません。
    ニクの性格的にも「俺がこの目でたしかめてきてやる!」と啖呵を切ることは容易に想像がつきます。

    水害は昨今の日本には身近な話題ですね。
    現代日本とワタンとで違うのは、泥が残ったままでも疫病などの元にさえならなければ問題にならないという点があります。
    それは自動車などの通行を考えなくていいということと、元々がそれほど肥えた土地でないということと。

    もちろん表面的な土壌に変化が生じ、作物の育成などに影響があるでしょう。そういう意味での苦労は発生すると思います。

    他に現代日本と比べ、抱える物品が圧倒的に少ないです。
    一つの家ごとに人数分の衣服✕二枚程度。調理器具は深手のフライパンなような物が一つ。
    それくらいが最低の持ち物でしょうか。
    もちろんかまどなどは埋まっているので掘り出さなければいけませんし、商売をしていた人は商品が駄目になったでしょう。
    その辺りもきっと、皇帝はフォローすることでしょう。

    一眼の村は昼の間ずっと歩いてようやく着く距離にあるので、水が到達していませんね。

    さあ。あれこれと予測していただきましたが、ここからどうなるでしょうか。


  • 編集済

    証拠を示せないとはいえ、水害は皇帝が仕組んだことだということは、避難した人々には知らせていないんでしたっけ? そうだとしたら、なぜ?
    それとも、皇帝は策略のことを知られている前提でロタの評判を落として、森の民を寝返らせようとしている……とエッジは推察している?

    ここにニクが現れたのはショックですね。実はあちら側の人なのでしょうか。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    また、ご指摘ありがとうございます。

    その場面はエッジが気絶している間だったので描写していませんでしたが、たしかに説明がないと分かりませんね。

    ゆえに以下の文章を、『第29話:嵐の朝』に追加しました。

    「誰の仕業か、教えたのか」
    「みんなに? 砂の民が堰を造っていたのは知らせた。でもそれがディランドの企みとは言ってない」
    「言えん、な――」
    「みんな私を、森の民の代表と言ってくれるの。その私がなんの証拠もなく、皇帝を貶めるのはね」

     言ってしまえば、森の民と砂の民の関係は終局を迎える。事実はもうその段階にあるとしても、先に弓を引いたのがどちらかとは繊細な問題だ。


    ようやく姿を見つけたニク。実は敵だったのか、それとも命からがら逃げてきたのか。
    果たして……!?