読んでいて、自分のことを思い出して恥ずかしくなったり、主人公を思って微笑んでしまったり。人間、自分のことを考えて、結論は出なくて、でもどこかで落とし前をつけなくちゃで。そんなことを思い出させてくれる様なお話でした。ぜひご一読を!!
※レビューは内容勝負ということで星の数は適当です。ぐるんぐるんと頭が空回りして、心がのたうち回って転げ回って、自分を支えてきた内面の骨も何本か折れたんじゃないか。そうして悩んで迷って苦しんで辿り着いたのは一抹の納得、なんてことは誰の人生にもあるように思えます。青春の自意識がちょいとばかり熱暴走し、少年は痛みと共に立ち上がり少し成長したのかもしれません。一気読みの短編、読んでみてください。