第18話
こんな事があった翌日。
藤島さんは会社にいられなくなって、というか、
社長がクビにした。俺の功績を盗み、また
俺に仕事を押し付けてた事、更には女子社員に性的な嫌がらせをしていたなんてタレコミまであったから。
藤島さんがいなくなったから、
俺は定時で帰れる日が増えた。
タイムカードを打刻してたら。
背後からこそっと話しかけられた。
「ねえ、お風呂はもう直ったわけ?」
「あ、はい」
「なーんだ。つまんないの。
もし良かったら一緒に入ろうと思ったのに...」
「え...それって...」
「そういうのって、恋人同士がやるもんじゃないかと、、」
「私が思ってた以上に。随分と有能だった山吹くんに
惚れたんだけど?」
「あのね、大胆に誘ってるわけなんだけど!
今夜、私の家に来ない??ってね...!」
仕事から帰るとボロアパートの風呂が故障→社畜の俺が銭湯に向かう途中、美人上司「お風呂貸してあげてもいいけど??」俺「え...」 雲川はるさめ @yukibounokeitai
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