第5話 作戦2

直哉「よしゃ!完成だな!」


修也「おう、バッチリだな!」


りな「さすがに、疲れた、、、」


直哉「後は赤い月を待つだけだな、、、」


りな「、、、」


直哉「今日、なんだよな。」


修也「あぁ、今日だ」


りな「どっかに、逃げ道確保しとく?」


直哉「いや、体力温存しといたほうがいいと思う!」


直哉「それに、迷ったりしたら最悪だ」


修也「そうだな、とりあえず飯食べてぇ!」


修也「釣りしてくる」


直哉「釣りって、竿とかないじゃん」


修也「あるよ」


りな「あんの?笑」


修也「落ちてた、小屋の裏に、笑」


直哉「そんなことあんのかよ笑」


修也「まぁ、だから飯は任せとけ!」


直哉「おう!まかせる!!」


りな「じゃー食べれそうな物探してくる!」


直哉「あんまり遠くにいくなよ!」


直哉「俺は使えそうなもの探すわ!」


修也「まぁ無理せずやってこう!」


数時間後


修也「めっちゃ大収穫!」


直哉「かなり釣ってきたな!笑」


りな「お腹いっぱい食べれそう!笑」


修也「好きなだけ食べろ!」


直哉「あざっす!」


りな「ねぇ、日が暮れてきたね、、、」


修也「そうだな、そろそろか、、、」


直哉「あぁ、もう一度作戦確認するか」


修也「まず、落とし穴落として串刺しになってるとこにさらに槍で突き刺す!」


りな「、、、」


直哉「単純すぎないか、、、」


修也「もし、落とし穴落ちなかったらやべぇな」


りな「逃げ回るしかないってこと?」


直哉「そうなるな、でも足が遅いからトラブルなければ生き残れると思う。」


修也「トラブルねぇー、串刺しが聞かねぇーっていうこともありえる、、、」


直哉「それが一番やばいかも、近距離で俺らも槍でやりあうからリスクはありすぎるよな」


りな「槍やめて様子見るとか?」


直哉「化け物の学習能力がわからないから、人間くらいの知能があったら次は落とし穴に落とすことも警戒されるかもしれない」


修也「そうだな、知能が低ければいいんだが」


りな「なんで、こんなことになったの!

私がなにかしたの!?ホント無理!!」


直哉「、、、」


修也「、、、」


直哉「、、、」


直哉「、、、」


直哉「、、、あのさぁー」


修也「ん?」


りな「?」


直哉「俺の勘違いだったら悪いんだけど、、、」


直哉「普通の月がうっすら見えるんだけどこれから赤くなるのか?」


修也「これは、、、やべぇ、やべぇーぞ!!」

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呪月島 @mugens

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