風の大陸で陰キャ戦法

Encounter4

ネロケミちゃんの圧に負けたリントくん、すごすごとこちらの方へ。


「リント、よろしく」


「ほ?あ、サクラか!よろしく~!」


そしてみんなで挨拶。戦っている三人のことは私たちから伝えておいた。ネロケミちゃんは優しくてかわいいんだよ、とも。


「よしっ、全員覚えた!」


「早いわね!?じゃあクイズよ、あの金髪は?」


イシス、クイズにハマったとみえる。あの駄女神に、新入りを歓迎するためのクイズ大会をしてやるわ!みたいな考えは無いだろうからね、単純に楽しみたいだけなはず…あれ?もしかして私のイシスへの評価ってひどいのかな?


「キミはマルドク!」


「あったりー!」


金髪、今は1人しかいないからね。すぐにわかったリントは、マルドクにかけよって風属性イケメン同士で笑顔のハイタッチ。写真撮ってカレンダーにしたい。


「じゃああのかたつむりは?」


と言って、ヘイムダルを指さすイシス。いくらなんでもあだ名がひどい。


「かたつむり…?あ、ヘイムダルさんのこと?」


「……この笛ではないだろうか?」


その笛はギャラルホルンだ。

ヘイムダルはかたつむりじゃなくて…角が特徴だし、オリックス人間っていうのがいいんじゃない?あ、神様か。


「…えっと、じ、じゃあ…このゴスロリ仮面おん…」


「おい駄女神、え?もっかい言ってみろ?」


さすがにミウさんにその言い方はないだろ…と思ってヒビカさんキレました。たぶんこいつが一番名前覚えてなさそうなんだよなぁ…さっきからあだ名がひどいし…


「…コホン、こちらのペストマスクさんは?」


…まぁ、許容範囲、許容範囲。


「ぺすと…ってなに?」


と、思ったけどペストマスクを知らないのか。竜人族の里にペストなんて流行ってなさそうだしね。


「ああいうカラスみたいなマスクのことだ。ペストっつう病気が流行ったときに医者がつけてたマスクの形がアレでな、名前のもとになったそうだぜ?」


「ドクロって物知りなんだね…で、キミはミウだよね!」


「あ、はいっ!うちのマルドクとなかよくしてくれてありがとうございます…!」


ぺこぺこお辞儀するミウさん。なんだかお母さんみたいだ。


「ったく、仲良しタイムはその辺にして、アイツらのバトルも見てやろうぜ?」


ナタタイシが火尖鎗で指した方では…うん、わかりきったことだけど、魔王&魔侯爵&ネロケミストリによる一方的極まりない蹂躙劇が繰り広げられていた。


まず、ネロケミちゃんがベルゼブブに過剰投与。ステータスが跳ね上がったベルゼブブが羽ばたいていき…ナンクルマルの帆を、魔力を集めて作った槍でズタズタにする。某狩猟ゲームモンスターハンターでもやってたのだろうか、「肉質の柔らかいところはダメージがよく通るンだよね…」ってぼやいてた。ありゃ斬肉質85はあるな…とかドクロも呟いてる。にしても…エフェクトがえぐい。槍のほうも、纏っている色がそのまま切れ味とみなせるなら…極長スムラのぶっ壊れ武器だ。

なおスムラとは、「素で切れ味紫」の略。切れ味延長スキルがなくても、切れ味レベル最高の紫であることを表す略語だ。その一個下が白で、紫がない代わりに白がバカみたいに長い武器鎧裂やバルク装備のことをシロナガとかシロナガスクジラとかいったりするのは、また別のお話。この世界にはソラクジラとかいうリアル白鯨がいたよなぁ…


…って、いろいろ思考が飛躍してしまった。そうこうしている間に、ニラーハラーがサキムイを使った。味方全体のHPを50回復し、Atを20あげる技。At20、重ね掛け不可能とは言えなかなか侮れない。これは短期決戦に持ち込みたいところだ。


「無駄な諍いは嫌いだが…キサマらのような無駄な命はもっと嫌いだァァァ!!」


手で髪をたくし上げながら、額に青筋を浮かべ…もう片方の腕を水平に薙ぐ。すると…上空に現れた魔法陣から、隕石が。唯一の全属性魔法である、メテオ!だ。あんまり強くない、と前々回くらいに言った気がするが…実はアップデートで技倍率にテコ入れがかかっていて、地味に強い技になっていたのでした!ヒビカさんの脳みそはアプデが遅いことで有名なのです!てへ☆


「ひっ、なんだか…寒いですぅ…」


…………………ネロケミちゃん、それはちょっと傷つくかも…………………


















さて、ほどなくしてネロケミちゃんたちはニラーハラーとナンクルマルをけちょんけちょんにして…お城の心配をしだした。アスタロトは「早く行きましょうよ!魔王様!もう置いてきますからね!!」といいながら…結局だだをこねたベルゼブブがお城の点検をして、壊れていないことに満足するまで5分間も待ってあげていたのでした。自然と私たちがアスタロトに拍手をしたのは間違っていないはず。

その時のアスタロトの「虫ケラどもが!そんなに死にたいか!さっさと行くぞ!っておいクドラク!なんだその同情するような眼は!!切なくなるからやめろァァ!!」ってセリフと慌てようが、なんだかかわいかった。なおその後の道中、おうまーりんしながらずっと杖でアスタロトをつんつんしていたマーリンがてぇてぇとサクラさんがぼやいていた。クド×クル同様、アス×マリなんてのもあったりするのだろうか?私はそういうのよくわからないや。アスタロト、なんくるないさー。


そういうわけで、海岸を離れて…ようやく森へ。まずリントの故郷…と言いたいが、その前に解決すべき問題があって…


「ナナワライに会う。合ってる?」


「うん、めんどくさいけど…」


「確かに関係がめんどくさいですよね…この森って…」


そう、ここ風陰の森、かなりややこしいことになっているのだ。ストーリーも関係性も、もうややこしくて…脳筋なメソタニア王国とは大違い。あっ、失言だった?


「あっ…ねぇキミ、何か知らない?」


と、突如虚空に話しかけたマルドク。どうした急に…と思ったが、何かをつかんでいる。


「…すまない、急いでいるので…」


空間が歪み、姿を現したのは…


「オロシだ…」


「アスタロト、洗脳」


風陰の族長オロシ。☆☆☆☆風属性戦士モンスター。ステータス、262-68-63。ストーリー上、かなり重要な立ち回りをするモンスターだ。見た目は…なんだろう、鼻が高めの美形男子。天狗の下駄を履いていて、手には大きな扇。服は和服に近く…どうやってあんなに早く動いているのか、不思議でならない。

で、オロシを見つけたサクラさん、即座にアスタロトに洗脳を命じた。色々聞きだしたいんだろうけど…何だろう、すっごい雑な感じがした。


「ふぅ…クククッ…魔公爵様の言うことを、まさか聞けないなんてことは…無いよねェ…?」


マルドクに掴まれてたじろぐオロシの目をじっと見つめながら、頬を両手で包むようにして顔を近寄せ…洗脳完了。横から見たらただのBL漫画なんだよなぁ…


「よし。オロシ、知ってること全部喋って」


「…サクラさん、すごい手際がいいよね…」


「だってはやくバトルしたいもん」


いつかのミウさんと同じやん。リントたちをたたかわせたくてしょうがない症候群。あ、ミウさん目反らしたな?


………なんて茶番をしている間に、オロシが一通り情報を吐いてくれた。彼の供述と合わせて、風の大陸のストーリーを紹介することにしよう。


まず、事の発端は…オロシ率いる風陰の一族の跡継ぎ問題。オロシとその弟であるハヤテ(見た目は爽やかイケメン)は、父であるナナワライ(見た目は天狗)の跡を継ぎ風陰の一族の長となることに。しかし、長男であるオロシをさしおいて、ナナワライはハヤテを族長にしようとする。本人曰く、「ハヤテが族長になることに、最初は何の抵抗もなかった…むしろ、誇らしいとも思っていた」そうだが、なぜかある日を境に…急に族長という地位への執着が強まり、ハヤテを妬むようになってしまったそうだ。そして…なんと実弟ハヤテを森から追放、族長の座を奪い取ってしまったそう。

ただ、もちろんお父さんが黙っているはずもなく…ナナワライは怒りのあまりか魔王を名乗り、オロシから森の支配権を奪還しようとしているそうだ。さすがに実父にかなうはずもないので、オロシは伝手をたどり…あるモンスターに力添えを依頼したとのこと。そのモンスターたちとこれから落ち合うとのことだった。


「ん?それって青くて何言ってるのかわからない飲んだくれのことじゃないかしら?」


「あぁ、たぶんそうだ…酒が好きと言っていたから、手土産に酒を持ってきたんだが…」


イシス、相変わらず名前の付け方がひどい…でも理解したオロシすげぇ。

……ん?待て待て、協力者がニラーハラー?


「…あ、そいつ…さッき倒しちゃった」


「………は?」


 ベルゼブブの爆弾発言。オロシ、ぽかーん。


「倒しましたよ!すっごく弱かったです!」


ネロケミちゃんがさらに爆弾をぽいっ。


「なんだと…!?聞いた話と違うぞ!!くそっ、こうなったらお前たちでいい!父上討伐を…」


「オ・レ・さ・ま・が・ご・しゅ・じ・ん・な・の!!!」


「ヒッ…」


アスタロトがブチ切れた。洗脳が切れそうになるとああやって荒療治で何とかするのか…おー怖い…


「いいか?オレ様達魔公爵様御一行はな、別の用事で忙しいんだ!こんな無駄足食わすような虫ケラにはこれ以上付き合えな…」


「アスタロト、メッ」


「いぎっ?!」


おうまーりん状態のまま手刀をアスタロトの脳天にパコーンと決めるサクラさん。早口でまくし立てていたアスタロトは舌を噛んで痛がっている…かわいそうだけどなんかかわいい…あれ?アスタロトさん涙目じゃね?


「アスタロト、私たちはこの争いに巻き込まれに来たんだから、ついてくことは無駄じゃない」


「!じゃあ…来てくれるのか!?」


「というか、私たちそのために来たんだけど…」


「そうなの?!ヒビカ、あんた毎回最初に目的言わないからこっちはドキドキなのよ…もう…」


「イシス、それが楽しいんじゃないんですか?」


「…ミウに肩もたれたんじゃこれ以上言えないわ…」


うなだれるイシス。あ、あいつうなだれたついでにネロケミちゃんをぷにぷにしてやがる。ずるい…


「…で、結局どーすんだよ?こんな大勢で詰めかけていいもんなのか?」


「風陰の一族なんて、ずっとここの近くに住んでたボク達でも見たことないよ…」


なるほど、クドクルコンビが見たことないなら相当世間とのかかわりを断ってたんだろうなぁ。そこに3パーティ合同で一気に詰めかけちゃ…大混乱だ。


「んーどうしよう…」


「ヒビカさんが悩むなんて珍ひいでふ…ふぁ、いふぁいれふ…いふぃふふぁん…」


痛いです、イシスさん…か。ぷにぷにされてるネロケミちゃん語翻訳機能はさすがにこの仮面には無いので自力で習得した。


「じゃあ、私が伝えてこよう…怪しまれても仕方ないだろうから、家宝であるこれを託す…」


「ちょ、ダメダメダメ!!」


家宝って言ってよこそうとしたもの…風しずくの種。これ本当は…祭壇に祀ってなきゃいけない宝具なんだけど、なんでこれ単体だけ持ってるんだ…


「……気に入った」


「え?」


大事なものなんだからしまわせようとしたら…ひょいっ、とヘイムダルが取り上げた。そして、角の上にぷかぷかさせる。何してんだこの神様…


「……似合うか?」


「うん、すごく似合う。バッチリ」


「……そうか」


わかりやすく嬉しそうなヘイムダル。なんか可愛い。


「よし、じゃあササッと行ってきてくれるかな?」


「はっ!」


アスタロトに命じられてすぐに駆けていくオロシ。


さて、暇になったぞ…


「どのくらいかかるかもわからないし…ちょっと解散する?ヘイムダルとアスタロトにはここに残ってもらいたいんだけど…」


「ん、じゃあ私たちのパーティはここに居るね」


というわけで、サクラさんたちは残るとして…私とミウさんの2パーティは、バラバラに森を散策することに。なので…


「点呼!整列ッ!番号ッ!」


「あぇえ?!えと…い、1!」


「Bis!」


「Tres!」


「Sioux!」


「V!ヒビカパーティ5人、全員よし!解散!」


「はーい!」「ハッハッハ!」「おう!」


元気に返事?をする3人。ノリがよい。


「…ヒビカ、これなに…?」


ひとり、ついていけないイシス。まさか、唯一の常識人枠はイシスだったのだろうか…




















さて、私です!ミウです!

お暇を頂いたので、森を散策しています!


この世界に来てから、まだ一日しか経っていないのに、色んな体験で頭がパンクしそうです…こういうの、嬉しい悲鳴っていうんでしょうか?


ところで、ヒビカさん曰く「ネロケミちゃんみたいな子はいっぱいいるかもしれないよ!」なんて仰ってたので…私はそんな、見たことないモンスターを探して回っているのです。

きっと、パンドラさんも知らないような子がいるはず!

私、ミウはドキドキしているのです!


「…で、その自分語りはいつまで続くのかな?」


「いいじゃないですか!たまには喋りたいんですよ!」


クルースニクにつっこまれてしまいました。くるっと振り向いて、ほっぺをふくらませる!抗議の証です!ヒビカさんたちはいつもこんな感じなのかなぁ…と思いましたが、イシスさんほどツッコミが激しくないですね。まだまだ真・仲良しへの道は遠いです…


「……あのさ、そろそろ戻んねぇか…?さっきから…こう、寒気というか…入っちゃダメな所に入ってる気がしてよ…」


と、クドラクが不安げな顔をしています。両手で自分を抱くようにして寒がってますね…ここは私の出番ですね!


「クドラク!これで気を保ってください!」


「お、おう…ってこれは…!」


私が渡したものは、昨日借りパクしちゃったウサちゃんハンカチなのです!

すると、なんということでしょう!震え上がっていたクドラクが、ハンカチを顔に当てて深呼吸したではありませんか!

大成功です!


「はぁ…落ち着くぜぇ…」


「すごい絵面だけどね…ミウ、写真撮ってもい…あっ、もう撮ってたか!」


「クルースニクも一緒に撮りますか?」


ふふっ、プロカメラマン、ミウを舐めてはいけないのですよっ!そして、クドラクがカメラを壊そうとする前にサッとしまうのも慣れたものですよっ!さっきパンドラさんが写真と一緒にこっそりカメラを渡してくれたのですから、壊さないように大事に扱わなきゃ行けませんからね!


「で、クドラクの寒気は治ったのかな?」


「んー…まだなんか感じるんだよな…魂が薄くなるって言えばいーんかな…」


「それは…あっ!なにか来ます!」


私のセリフを奪ったのは、すぐそこの茂みのガサガサ音です。きっと、クドラクの不調に関係があるに違いありません!


「ミウ、来るぜ!寒気が増してきた…ひぃぃ…!」


あっ、姿を見せるようです…!クドラクが震えだしました…誰でしょう…?私のセリフを奪ったのだから、容赦はしません!さぁ来いです!


「あっ、出てき…あれ?」


「…へっ?コイツ?」


「かわいい…!」


「クゥン…」


くぅん、と鳴いて出てきたのは…


「狐さんだ!」


真っ白でしっぽと耳の先が赤い狐さんでした!しかも赤ちゃんです…!今すぐモフりたい…!!


「待てミウ!そいつから寒気が…ひっ…」


狐さんをモフろうとする私を止めようとするクドラクですが、何か見えない力でも感じるのでしょうか?寒気が強まったと言って立ち止まってしまいました…


「チャンスです!ヒビカさん直伝の必殺、ヴァンパイアダイブっ!」


「必殺って殺してんじゃねぇか!!」


クドラクのツッコミなんか聞こえません!飛びついてさっそく狐さんをもふもふ…もふもふ…


「はぁ…天国です…」


「…クドラクみたいにほんとに天国行ったら大変だから、そのくらいにしたら?ミウ?」


「ほぇ?クド……ラク……?」


クルースニクに言われて振り向くと、膝から崩れ落ち、白目を剥いて、口から魂のような何かが抜けかけてるクドラクが。


「大丈夫ですよっ!………たぶん」


「だいじょばねぇよ!!!っ、ガハッガハツ…」


げほげほ、ぺっ。


何か真っ赤な膜のようなものが吐き出されたような気がしますが…気のせいでしょう!あんなのが魂なはずはないですから…すぐに膜がものすごい勢いでクドラクの元に帰っていきましたが、きっと違います!


「狐さん?うちのマスターが迷惑かけてるけど、クドラクの不調とキミは何か関わってるの?」


「クゥ?」


クルースニクの問いにきょとん、と首を傾げる狐さん…んんん!!!


「決めました!私この子飼います!」


「はぁ?!ちょ、オレが死んじまうぞ!?」


「ホワイトプロテションっ!」


「っだぁー!!わーったよ!!さっさとしろぉ!!!」


どうやら除霊のような効果がありそうなので、クルースニクにホワイトプロテクションをしてもらったクドラクです、相変わらずてぇてぇです…ぱしゃっ。


「コン♪」


「ふぇ?!」


…と、写真を撮ったつもりが、狐さんが飛びついてきちゃいました…カメラを見ると、満面の笑みでカメラを占拠した狐さん。駄目です。これは。私の尊さケースが満タンです…決壊します…


「狐さん好きぃ…」


ばたっ。


「あ゛っ?!ミウも倒れたぞ!?」


「まずい…クドラク、ヒビカのとこだ!」


「ああ!」







時を同じくして、ヒビカ陣営。ドクロとナタタイシは相変わらずツーマンセルで行動しているので、ネロケミちゃんを抱っこしたイシスと私、ヒビカで森をてくてく。


「電荷の偏りを感じます…心が安らぎますぅ…」


うとうとしてるのか、イシスの腕の中で寝言を言ってるネロケミちゃん。


「なによそれ…ん?なんか向こうの茂みに居るわ…ここってどんなモンスターが出るの?」


「んー?そうだなあ、例えば…」


「居たァ!お前ら今すぐ来いっ!!」


「うぇ?!ちょ、待っ…」


「……クドラクとか……かな?」


すぽーん、ぽふっ。ネロケミちゃんが飛んできたからキャッチ!


「ヒビカさん、物知りですぅ…すぴー…」


…よくこの状況で寝れるね……

ま、イシス1人なら大丈夫でしょ!多分!

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オレカバトルから運ゲー要素が消えたそうですので陰キャ戦法で厨パに立ち向かってみましょう 七簔 ましふ @D_seven_pepper

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