応援コメント

01 敗走」への応援コメント

  •  こんにちは、四谷軒様。御作を読みました。

     早速負けてるー!? >▽<
     前作までの上り調子はどうした?
     と言わんばかりの急転直下ですが、むしろ勝ってきた方がおかしいんだよね……。

     泰家さん登場ですね。興味深い人物です。
     京都六波羅探題に将の大半を派遣して(尊氏に一掃されて)、文官が残った鎌倉の北条家にとって、貴重な前線指揮官もやれる大将です。
     陰謀家としての側面がクローズアップされがちですが、疑いなく組織統率能力はあったでしょう。
     分倍河原決戦、どのように描かれるのか楽しみです。
     面白かったです。

    作者からの返信

    さすがに多摩川を抜かれたらマズい、というのが鎌倉幕府勢の共通する想いでしょうね。
    まだ関戸の関がありますけど、そこまで来られたら、さすがに相模を守れるのかどうか疑われて、延いては執権北条家のガバナビリティはもうアカンと思われるでしょうし^^;
    ……そんなわけで、幕府軍も必勝を期して「あの」北条泰家を投入。
    ガチで強い泰家に、まともに大軍を率いられたら、そりゃあこれまでごり押しとラッキーパンチでやってきた新田義貞も逃げるしかない訳です。

    泰家としては、ホントは京へ行って足利と戦いたかったんでしょうけどね。
    そうすれば、承久の乱の再演&鎌倉幕府大勝利、泰家執権就任という希望の未来へレディゴーだったかもしれなかったのに……^^;

    新田義貞というダークホースが、まさかお膝元の関東を荒らし回るとは、誰にも予想できなかったんでしょう。
    足利家としても、千寿王脱走&大軍編成、そして鎌倉へのプレッシャーという考えだったんだろうに……。

    さて、そんな状況ですが、義貞も何も考えていないわけではなく、合戦という生き物のにおいへの嗅覚が働きます。
    一方で、京で蠢動する、やる気はないけどやる気出すとヤバいアイツが何事かを画策しているようです(笑)

    ありがとうございました。

  • 新田義貞、やっぱり強いですね!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    この頃は、神がかっております!

    ありがとうございました。

  • 分倍河原を突破されると鎌倉まで要害がない。
    幕府も後が無いということで最後の総力戦に出てきたということですね。

    不利になったらすぐに引けるのも大事な能力。
    さて、義貞はここからどう挽回するのか?

    作者からの返信

    実は、霞ノ関という、多摩川の南岸に関所があったんですが、新田義貞が、分倍河原を抜いた日にそこも抜いています。
    おそらく幕府としては、霞ノ関を基地として、対岸の分倍河原へ前進した形かと思われます。
    ……いずれにしろ、このあたり一帯が、相模を守る最後の防壁だったのでしょう。

    10万騎、予備役とか色々寄せ集めたんでしょうけど、北条得宗家としては北条泰家という切り札を切っています。
    泰家、中先代の乱とかでも暗躍するヤベー奴ですので。

    さて、義貞。
    これまでの戦いの経験値でレベルアップしているので、さっさと逃げます。
    その逃げ方も上手くなっていますが、ここから倒幕史上最大の決戦をどう制するのか……。

    ありがとうございました。

  • 新田義貞。このひと、とても興味深いんです。私の乏しい知見では、後醍醐天皇にいいように利用され、割りと呆気なく戦死してしまった人、というイメージで。顔が見えないのですね。
    いち早く鎌倉に侵攻して北条得宗家の本隊を打ち破ったひとですから、戦術眼も人望もある英雄的人物だと思うのですが。高氏、後醍醐、楠木正成という英傑らと比べると、どうも影が薄い感じがしてしまい。
    新田義貞という人物がどのような男だったのか。興味津々です!!とても楽しみですっ!

    作者からの返信

    楠木正成にも、足利尊氏が九州から京へ攻め上って来ると、「尊氏がヤバいから、義貞の首を差し出そう」とまで言われている、酷い扱いの人です。
    何というか、戦術能力は一級品だったんですけど、いかんせん、足利の対抗馬にするには勢力が無く……でも後醍醐天皇からすると、他に人がいないという、やはり酷い扱いで、好き勝手されてしまう人ですね。

    ……このたび、角川武蔵野文学賞という機会を得て、その「顔が見えない」新田義貞について勉強しました。
    で、私なりに、なるべく等身大に、上州の一御家人から鎌倉進撃を成し遂げた男を描いてみようとしてみた次第です。
    楽しみにしていただいて恐縮です。
    ご期待に沿えれば幸いです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    今回はいきなり「敗走」からですか。(^.^)
    物語の大逆転が期待されるプロットですね。
    作家ゆかりの分倍河原は府中市に位置するんですね。どおりで記憶にある名称だと思いました(あのあたりには多少の縁がありますゆえ)。
    ウィキペディアによると(笑)、幕府軍は壊滅的打撃を受けた……と。
    次回が楽しみです。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。
    もうちょっとこう……開戦からやりたかったんですけど、いかんせん4,000字なんで、いきなり「敗走」です(笑)
    しかし新田義貞も、この状況からよく勝ちを掴みに行けたなと思います。

    ちなみに分倍河原、私は京王線沿線に馴染みがあったので、ちょっと懐かしい名前です。
    行ったことは無いんですけどね^^;

    さて、義貞。
    どのようにしてここから逆転できたのか……乞うご期待と言わせていただければと思います^^;

    ありがとうございました。

    編集済