クリエイティブの告白と救済

「僕だって、僕の事が嫌いですから。」

 クリエイティブのルーツをこれほど赤裸々に語ってしまう勇気は、なかなかないものだと思います。そしてそれらを勇気づけるものであるとも思います。
 反実仮想が叶わないこと、去りたさを退ける目的からやってくるとしても、クリエイティブは「美しい」と言われていいものであり、そう思いがたいこととそう思えることの喜ばしさは並々ならぬものです。

 創作そのものについて悩む人すべてにおすすめします。
 最後にセールスのお話などするなら、書き手飽和のカクヨムでこれを書くのは本当に戦略的だなと思ったりも。

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Beautiful Uni-verse