不器用女子作のできたてアップルパイ、色は突っ込んではいけない。
付き合い始めたばかりの、まだ相手の事を完全に理解出来てない頃って、それぞれが相手の気持ちを勝手に想像しては落ち込んだりするもの。
無口すぎる相手を前にして、相手の気持ちがわからなくてアップルパイを握りしめる女の子がとにかくいじらしくて可愛い。
ところで、硬い外面に中身は熱々で甘くトロトロだなんて、そんなアップルパイみたいな男子がいるだろうか?
ここにいた。
そんなぎこちなさだと、外面のパイ生地がポロポロ落ちてしまいますよー!と心配になるような男子が!
不器用な無口男子と、一途な頑張り屋さん女子の、甘酸っぱいエピソードです。
サクサク読める短編。青春物語好きな方にお薦めします!