このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(660文字)
吸血鬼ものは遠い昔に読んだ『カーミラ』以来。確立されたキャラクターと豊かな描写に引き込まれました。無理やりな展開は無い一方、緩急がしっかりついていて退屈しません。雨が重要なキーワード、梅雨時の今こそオススメします。
50話ほど読んでの感想です。ヤンデレモノはヒロインがいかに主人公に執着を持っているか?に焦点を当てがちですが、この作品は主人公の心情が物語の根幹にしっかり関わっていてめっちゃ面白かったです。ヒロインと主人公、それぞれに葛藤があり、そこにヤンデレの要素を愛がただの一方通行にならないように上手く取り入れてるのがすごく好き!