第4話

 海沿いのスイミングスクールに通った後は、環状線の内側へ帰る。

 赤茶色く錆びた線路は、内と外をまるでジッパーみたいに分けている。

 僕らは、お互いに手を振って別れを告げ合った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

線路の向こう 浜辺の夢 HUDi @HUDi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る