第11話

 ももの村が襲われてから1年後



 「各々方、鬼は数名しかいないことはわかっておりますが気を付けてください」

 自分の村の人間たちを従えてももは鬼ヶ島に上陸しました。

 「おそらく鬼は飢餓でやせ細っていると思いますので手厚く保護してください」

 重武装した村人たちは鬼ヶ島の捜索を始め、やせ細った鬼を4名ほど保護しました。

 村人たちは鬼を丁重に保護しました。


 「おそらくここにあるはずです」

 ももは、鬼の集落を探索していました。

 「ありました」

 ももが探していたのは、鬼が略奪した財宝類でした。

 「うちの村から奪われたものもありますね」

 ももは鬼の財宝類を手に入れ、また保護した鬼4名を村へ連れ帰りました。


 鬼たちを丁重に扱い、教育を施して村の戦力にしました。また財宝類を元手に鬼ヶ島は港湾地区を発達させ港町とし、その収益でももの村は潤いました。

 ももは村を発展させ、謀略を図りつつ一大豪族に成り上りますが、それはまた別の話。

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ケース・オフィサーもも acht @acht_s01

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