work・is・kill・life

@dezaruga

第1話

ジリリリリリリアラームが狭い部屋に響いた。

「今日もまたやるのか、、、」

彼がやるのはデスクワークでもなく、ゲームでもなく、寝ることでもなく、殺し合う事だ。

20XX年AIによって世界の仕事は99.9%がなくなった。ただ1つだけある仕事は、増え過ぎてしまった人口を減らし世界のバランスを保つ事。AIは自分の壊れた所は自分で修理し働かない物は殺し、人間の子供を人の体の外で受精卵から胎児まで育てあげることができるようになった。いやできすぎてしまったのだ。人口は増え食べ物は減るばかり。そこで1つの機関ができたその名は〘KEO・M・U〙殺し合いを管理する連合だ。米軍や自衛隊、殺し合う事が嫌な奴らも必死に勉強して〘KEO・M・U〙に入った。そんな〘KEO・M・U〙の試験を落ちたのはこの俺、瀬羅 光紫だ。ヨロ。

「こうしぃぃい!起きなさーい!ご飯よー!」

「はぁい!」

ダダダッダダダ

「いてぇえ!」

「何やってるのぉ、もぉ〜。」

こいつは俺の姉、瀬羅 闇白。

「ごめんて、やびぃ。朝ごはんは何?」

「ふっふっふ!今日は」

バリッィィィン

「うっ、、、」

ぼどぼどっ、

「どうしたんだよ闇白!え?」

光紫と闇白の足元には赤い海が広がっていた。

「起きろよ闇白!おい!」

「今日の朝ごはん光紫の大好きなオムライスよ、」

「朝から重いんだよ、なぁ闇白作り直してよ、サンドイッチとかさだから起きろよ!闇白!」

ガクッ

その頃、

「チッ!女のガキ1人か、は!5000ポイント!?ふざけんなよぉ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

work・is・kill・life @dezaruga

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る