いじめられっ子の死後、彼を苦しめた者たちが次々と惨殺されるという王道のストーリー。ラーメンを期待したらラーメンが出てきた、という手堅い味わいです。
私は小学校からホラーMやサスペリアといったホラー漫画誌を愛読していたのですが、あのころのいじめ復讐ものホラーを思い出しました。体に馴染む~~。
やっていることは残虐そのものなんですけれど、あまり湿っぽくない、カラッとした殺戮なので、エグみが少ないのが苦手な人にも良い案配。
絵面的には、作り物とはっきり分かる人体破壊造形とか、不自然に多い血のりとかがバンバン出てくる映画、というイメージですね。
も~~大好き! とサムズアップしておきます。
特に面白かったのは、あの鷲人間の由来ですね。どうしてそこの神さまがそんなことになっちゃったの!? という部分。
しかも作者様のTwitter情報では、現実にもそういうことが起きていたそうで……これはなんとも、興味深いヒストリーが隠れていそうです。
それにしてもお父さん、どうか安らかに生きてね……。