応援コメント

第83錠 黒と色彩のアーティスト④ ~本性~」への応援コメント

  • 子供は視野が狭い。けれど子供ならではの鋭い洞察がある。

    大人は視野が広い。けれど思いのほか、見えていないこともある。

    見えているものが違うと、話も通じなくてイラっとさせられる。

    でも二人の間に信頼がある時、

    (やれやれ、仕方ないなあ)

    それは許せるくらい些細なことになって。

    ・・・

    子供は我慢する。何かつまんない理屈で、黙って膝を抱えている。

    大人も我慢する。何かつまんない理由を、一人で抱えこむ。

    でも二人の間に信頼がある時、

    (でねでね、こんなことがあってさあ怒)

    (そりゃああんたはちょっとも悪くないよ)

    我慢という言葉は彼らの辞書から消えてなくなってる。

    ・・・

    ってなことをお話を読んで考えました。
    足りないところを補い合う関係でありたいですね、
    子供と大人。

    さて、今回のお話で一番気に入ったところは、
    彩葉が意識をなくして沈んでゆくところです。
    そこにはちょっとも警戒心がなくて、
    あどけなく、それでいて満ち足りた、
    子供らしい小さな幸福があります。

    いつかまた彩葉がそんな眠りにつけますように。

    (雪桜さんの自由自在な筆はこび、ちょっと羨ましいです)

    (元気が戻ってきて本当に良かったですね!)

    作者からの返信

    コメント、いつもありがとうございます!

    >お話を読んで考えました。
    色々、考えていただけるのが、とても嬉しいです!
    心の中は見えないから、親子でも分からないことがある。
    でも、気づいて欲しいのに、言いたくない。彩葉の心は複雑です。

    >一番気に入ったところ
    私もこのシーン好きです!
    音痴な子守唄で、眠ちゃうところ(笑)
    和歌が大好きだったんだろうね。今の彩葉を思うと辛くてね。

    >自由自在な筆はこび
    え?自由自在?本当ですか?
    とても嬉しいです!!でも、自分では、よくわかってないんですよ。筆の運びが適切なのか!
    読みづらくないかなーと、いつも悩みます💦
    推敲しすぎて、ごちゃごちゃしてくる…汗