一話一話、終わるのがもったいないような物語。キャンディを舌の上でいつまでも味わっていたくなるような、ちょっぴりせつなくて、でも晴れやかな読後感。傘と少年のひとときを、ぜひ味わってほしいです。
ファンタジー小説を書くのが大好きなライフワーク応援カウンセラーです♪ 『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』シリーズを書いています。活動報告や感想コメ…
全身びしょ濡れな主人公。相棒は壊れた傘。ユーモアと切なさで溢れた会話。切ないけど、とても優しい世界。みんながこの主人公みたいに、誰かのことを考えることができたら世界はきっと変わるのに。
「物が話しかけてくる」という題材で、これほど説得力のある作品は少ないでしょう。普段から傘の声が聞こえているんでしょうか? 柔らかい文体に支えられた、短くも力強い内容。 作品名、キャッチコピーの…続きを読む
日本の歴史だけで見ても、平安時代時代からよき友である「傘」。彼らが空の美しさを知っているというのに、なぜ人類は空を見上げないのでしょうか。今度の雨上がりには、なにもせずぼうっと空を眺める時間を作…続きを読む
独特のテンポで進む輪郭がふわふわとした物語りが面白いです。少し不思議SFストーリーですが、物悲しくも爽やかで読みやすい。
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