第9話 "理解"スキルで世界を駆ける。
翌日。
ダク:「本当にありがとう。セレーナには感謝しかない。」
セレーナ:「えぇ、何回聞いたかしら、その台詞ねっ。あ、そうそう。肝心な物を忘れていました。……この地周辺の地図よ。少し前の物だから、今と比べたら多少地形や情報が違うかもしれませんが、参考になると思います。」
セレーナからピフルス森林周辺の地図を受け取った。
そういえばトレーニングに夢中のあまり、周辺の情報とか十分に聞けていなかったな…とダク。
ダク:「ありがとう。大切に持っておく。」
俺はスキルを使って地図を収納した。
この収納スキルも、セレーナから教えてもらったものである。便利なスキルであり、"理解"スキルを利用して習得した。教えてもらえて良かったと思う。
ダク:「それじゃ…俺、いってくる。必ず、この世界を全て回ってみせるよ。」
セレーナ:「えぇ、いってらっしゃい。
…そうですね。次来る時があったら、世界を巡ったお話でも聞きたいです。
お元気で、ね?」
ダク:「あぁ、その時は1日程度じゃ収まりきらない程…沢山話してやるさ。……じゃあ。」
そう会話し、俺は小屋を後にする。
俺は、まだ知らない世界へと歩き出した。
セレーナには沢山教えてもらった。鍛えてもらった。
だからこそ。
今の俺には、自信によって最初よりも目の前が明るく見えるのだ。
さぁ行こう。
俺のまだ見ぬ世界へと。
これは"理解"スキルと共に
俺の長く、広い世界を駆け巡るストーリーである。
"理解"スキルで世界を駆ける。〜非攻撃スキルを他の奴らは選ばないらしいが、このスキル…最強では?〜(試作品、9/18に完結してます(試作終わり)) @aoblue_15
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