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2023年10月2日 01:04
この度はX(旧:Twitter)にて作品を紹介して頂いて、ありがとうございました! 早速、ここまで拝読した感想を、レビュー風に書かせて頂きます! 親友からの布教? 英才教育でしっかり腐った女の子が主人公の物語。 ある日、バスで帰宅中、とつぜん異世界へと飛ばされてしまった主人公。自分がどこにいるかも分からず、飲むものも食べるものもほんの僅か。異世界に来る前にほんの少しだけ聞きかじった情報だけが命綱の、究極のサバイバル生活が始まる! …かと思いきや、翌日。主人公が目を覚ますと、そこには最愛にして最推しのキャラクター「ペト様」が居た。彼いわく、主人公に呼ばれたらしいのだが…? こうして、主人公はペト様との夢の異世界ライフを始める──。 一人称で、女子高生らしく非常に軽い語り口で描かれる物語。ふわっとした軽妙さが、ネット小説では一番大切とされる「読みやすさ」につながっていて、スルスルと読み進められた印象です。また、描写も描かれるべきところはきちんと描かれていて、作者様と読者である私との共通理解がきちんとできている。そのため、主人公が今何をしてどのように考えたのかを鮮明に描くことが出来ました。 序盤の2話をつかってしっかりとし主人公の掘り下げが行われていたこと。個人的には、とても助かりました。主人公「カナ」の性格、趣味嗜好と、地球での暮らし、何より大切なバイブルについての説明が描かれているおかげで、きちんと主人公の像と、彼女を取り巻く環境が見えます。ゆえに、彼女が地球に戻りたいと思える理由にも納得感があって、あれこれと奮闘する姿は素直に応援できました。 主人公の力、強力ですね。一方で、きちんとカナの趣味嗜好が活かされた能力で、例えば他の人がホイと渡されても使いこなせない技なのも私としては「良い!」となった点です。なんというんでしょうか、主人公が何気なく積み上げてきた“これまで”がきちんと思い浮かべられる、みたいな感じです。カナにとっては地球での暮らしもまた、大切なものなのだということが、能力を使うたびにひしひしと伝わってきました。 ですが、やっぱり。この作品の根幹をなすものは「愛!」なのでしょうね。 いかんせん、ペト様がキャラとして良すぎです! 彼がチェリ占に出てくる“本物の”ペト様なのかは置いておいて、カナのが持つ圧倒的な熱量こそが今居る「ペト様」を生み出したと言っても過言ではないはずです。彼女の理想の具現化として現れたペト様との異世界の日々は、もうニヤニヤが止まりませんでした。カナがペト様を相手するときにはきちんと乙女になる当たりも、女子高生らしさ(?)、若さのようなものが垣間見えて、可愛らしかったです。 そばに最愛の人が居る。ペト様の仕草1つ1つが魅力的で、ドキッとする。気づけば1人異世界に居たカナにとっては、とても心強かったはずです。それこそ、描いたものが具現化するチートな力なんかよりもよっぽど。日常風景の各所から感じられるカナからペト様、ペト様からカナへの愛が、作品全体を通して感じられました。 ちょっとだけ(?)腐ってしまった女子高生の愛と熱量が生み出す異世界での夢の生活。最愛の人と、可愛い異世界少女との共同生活が果たしてこの先どうなるのか…。必見です! といった感じです! 仰って頂いたように物語の進行がゆったりで、まだハーレム、ゴーレムの影がほとんど無いため、こうしてレビュー風の感想にさせて頂きました(※評価については別途、行なっています!)。 とはいえ主人公とペト様との生活もまた本作の魅力ですし、主人公たちのまったりとした暮らしがよく分かるので、このペースでいいと個人的には思います。 一瞬だけ繋がった地球との通信。途切れ途切れの電波のなか発された、親友の言葉。ゴーレムの部分に関わりそうなユウト先輩の本と、ユウト先輩そのものの行方。まだまだ謎は多く、物語もこれからといった様子です。 ですが、私もまだまだ小説を勉強中の身。時間の都合もあって、一度ここで区切らせて頂くこととします。 この度は腐女子の女の子が、最愛の人と送る異世界での甘やかな日々を楽しませて頂いてありがとうございました! 私の拙い感想がmaru様の執筆の励みになっていることを、祈るばかりです。
作者からの返信
misaka さまあらためまして、とても丁寧に作品をお読みいただき、ありがとうございました!第17話では(というか第一章では)、まだハーレムのハの字も出てこない、タイトル詐欺疑惑の色濃い本作ですが、キャラたちにここまで寄り添った感想をいただけるとは! あんまりうれしくて三回ほど読み返してしまいました。ともすれば欠点とも見えがちなディテールを、とてもポジティヴにとらえていただけて、作者的には、これほどありがたいことはありません。特に驚いたというか、うなってしまったのは、「カナの持つ圧倒的な熱量こそが今居る「ペト様」を生み出した」というくだり。とっても微妙なポイントですが、まさにそこ! というご指摘でした。本作はまだ連載中で、作者自身終わりが見えていません。でも、これだけ温かいお言葉をいただいたら、ぜひがんばらなければ! という意欲がわいてきます。misaka さまの創作に、なにかしらお役に立てるのであれば、うれしいです。また作品のほうも読みにうかがわせていただきます。
2022年12月23日 14:34
ユウトさんが今回の件に何か関わりがあるのかな……(;´・ω・)ムムム
みつなつさまたくさんの応援コメント、ありがとうございます。ユウトさん、ほぼカナの回想でしか登場していないのですが、どこでどうしているのでしょうね。
2022年1月27日 23:16
カナちゃん、ナギちゃんと話す時の口調が荒くて好きです(笑)ユウトさんにも秘密がありそうですね。
楽しんでいただけてうれしいです! カナとナギの会話、書いてるほうも楽しいんです(笑)。ユウトは、なかなか現れませんね^^
この度はX(旧:Twitter)にて作品を紹介して頂いて、ありがとうございました!
早速、ここまで拝読した感想を、レビュー風に書かせて頂きます!
親友からの布教? 英才教育でしっかり腐った女の子が主人公の物語。
ある日、バスで帰宅中、とつぜん異世界へと飛ばされてしまった主人公。自分がどこにいるかも分からず、飲むものも食べるものもほんの僅か。異世界に来る前にほんの少しだけ聞きかじった情報だけが命綱の、究極のサバイバル生活が始まる! …かと思いきや、翌日。主人公が目を覚ますと、そこには最愛にして最推しのキャラクター「ペト様」が居た。彼いわく、主人公に呼ばれたらしいのだが…? こうして、主人公はペト様との夢の異世界ライフを始める──。
一人称で、女子高生らしく非常に軽い語り口で描かれる物語。ふわっとした軽妙さが、ネット小説では一番大切とされる「読みやすさ」につながっていて、スルスルと読み進められた印象です。また、描写も描かれるべきところはきちんと描かれていて、作者様と読者である私との共通理解がきちんとできている。そのため、主人公が今何をしてどのように考えたのかを鮮明に描くことが出来ました。
序盤の2話をつかってしっかりとし主人公の掘り下げが行われていたこと。個人的には、とても助かりました。主人公「カナ」の性格、趣味嗜好と、地球での暮らし、何より大切なバイブルについての説明が描かれているおかげで、きちんと主人公の像と、彼女を取り巻く環境が見えます。ゆえに、彼女が地球に戻りたいと思える理由にも納得感があって、あれこれと奮闘する姿は素直に応援できました。
主人公の力、強力ですね。一方で、きちんとカナの趣味嗜好が活かされた能力で、例えば他の人がホイと渡されても使いこなせない技なのも私としては「良い!」となった点です。なんというんでしょうか、主人公が何気なく積み上げてきた“これまで”がきちんと思い浮かべられる、みたいな感じです。カナにとっては地球での暮らしもまた、大切なものなのだということが、能力を使うたびにひしひしと伝わってきました。
ですが、やっぱり。この作品の根幹をなすものは「愛!」なのでしょうね。
いかんせん、ペト様がキャラとして良すぎです! 彼がチェリ占に出てくる“本物の”ペト様なのかは置いておいて、カナのが持つ圧倒的な熱量こそが今居る「ペト様」を生み出したと言っても過言ではないはずです。彼女の理想の具現化として現れたペト様との異世界の日々は、もうニヤニヤが止まりませんでした。カナがペト様を相手するときにはきちんと乙女になる当たりも、女子高生らしさ(?)、若さのようなものが垣間見えて、可愛らしかったです。
そばに最愛の人が居る。ペト様の仕草1つ1つが魅力的で、ドキッとする。気づけば1人異世界に居たカナにとっては、とても心強かったはずです。それこそ、描いたものが具現化するチートな力なんかよりもよっぽど。日常風景の各所から感じられるカナからペト様、ペト様からカナへの愛が、作品全体を通して感じられました。
ちょっとだけ(?)腐ってしまった女子高生の愛と熱量が生み出す異世界での夢の生活。最愛の人と、可愛い異世界少女との共同生活が果たしてこの先どうなるのか…。必見です!
といった感じです!
仰って頂いたように物語の進行がゆったりで、まだハーレム、ゴーレムの影がほとんど無いため、こうしてレビュー風の感想にさせて頂きました(※評価については別途、行なっています!)。
とはいえ主人公とペト様との生活もまた本作の魅力ですし、主人公たちのまったりとした暮らしがよく分かるので、このペースでいいと個人的には思います。
一瞬だけ繋がった地球との通信。途切れ途切れの電波のなか発された、親友の言葉。ゴーレムの部分に関わりそうなユウト先輩の本と、ユウト先輩そのものの行方。まだまだ謎は多く、物語もこれからといった様子です。
ですが、私もまだまだ小説を勉強中の身。時間の都合もあって、一度ここで区切らせて頂くこととします。
この度は腐女子の女の子が、最愛の人と送る異世界での甘やかな日々を楽しませて頂いてありがとうございました!
私の拙い感想がmaru様の執筆の励みになっていることを、祈るばかりです。
作者からの返信
misaka さま
あらためまして、とても丁寧に作品をお読みいただき、ありがとうございました!
第17話では(というか第一章では)、まだハーレムのハの字も出てこない、タイトル詐欺疑惑の色濃い本作ですが、キャラたちにここまで寄り添った感想をいただけるとは! あんまりうれしくて三回ほど読み返してしまいました。
ともすれば欠点とも見えがちなディテールを、とてもポジティヴにとらえていただけて、作者的には、これほどありがたいことはありません。
特に驚いたというか、うなってしまったのは、「カナの持つ圧倒的な熱量こそが今居る「ペト様」を生み出した」というくだり。とっても微妙なポイントですが、まさにそこ! というご指摘でした。
本作はまだ連載中で、作者自身終わりが見えていません。でも、これだけ温かいお言葉をいただいたら、ぜひがんばらなければ! という意欲がわいてきます。
misaka さまの創作に、なにかしらお役に立てるのであれば、うれしいです。また作品のほうも読みにうかがわせていただきます。