魔女は『存在する』のではなく、人間が『創る』ものだと認識させられる作品

舞台は15世紀のフランス。
主人公は『オルレアンの乙女』とされ、最期は魔女と認定されて火あぶりとなった聖女ジャンヌ・ダルク……ではなく、その妹であるカトリーヌ・ダルクとなります。

キャッチコピーとあらすじから既に不穏な空気が漂っていますが、実際に作品を読み進めていくとそのわけがよく分かりました。

私個人の感想は、上記のひとこと紹介で十分すぎるほどに表現できているかと思います。

そう、魔女は人が勝手に『創造』してしまうものだったんです。
存在しないはずのもの、例えば龍や麒麟などの空想上の生き物と同じように、ね。

作品の詳細が気になる方は私のレビューを読むだけでなく、是非とも本編をお読みください。けっして後悔はしませんよ!