人が人を好きになる。こんな単純なことなのに

人が人を好きになる。こんな単純なことなのに。

主人公の心情が読み手に伝わるほど心理描写が丁寧に書かれています。第一章では、主人公の苦難や葛藤が心に染みました。

そして、第二章以降からヒヤヒヤする場面もありさらに面白くなります。初めは自らを社会通念と比較して『異常者』と言っていた主人公にも次第に『居場所』が増えていき、少しずつ変わっていく姿に心を打たれます。

この小説を読むことができて良かったです。同性異性にかかわらず、愛しい人ができても後ろめたい思いをしない社会になるといいなと感じます。
まだ読み途中ですが、レビューを書かせていただきたいなと思えた作品でしたので、書かせていただきました。
これからも頑張ってください。