応援コメント

第33話 赦し合い」への応援コメント

  • 廉也君が悪役のままで終わらなくて良かった!

    「女性が好き」「男性が好き」は
    個人の嗜好性なのでなんの問題もありませんが、
    それを嫌悪するのは社会的な刷り込みですからねぇ。

    明治以降に西洋化する前は
    「男色」に市民権があったのに・・・

    新選組なんかは結構なお祭り状態だったらしいです!

    作者からの返信

    廉也くんを悪者にしたまま終わりにはしたくなかったので、そう言っていただけて嬉しいです。

    そうらしいですね。近代化する前はもっと同性愛に寛容だったとか。

  • 一郎は心広いですね。
    でも確かに、一郎に好かれることで廉也が周りから揶揄われて憎んでしまう、俺はこいつと一緒じゃない!と必要以上に攻撃してしまった気持ちもわかる気がします。
    だからっていじめは絶対やってはいけないことですけど。
    ただやっぱり、好きじゃない人に好かれて付き纏われるのは、相手が男でも女でも不快なことであることは分かります。
    それでもやっぱり一郎、あんな酷いことをした相手を赦せたの凄いよ

    作者からの返信

    ちょっと理想論に走り過ぎた感はありますが、ただ、この作品の一つのテーマが「優しさ」なんですよね。誰かに寄り添う優しさというか。いじめっ子をただ罰するだけで終わりにすることも出来ますが、そこで憎しみが憎しみを生んで連鎖する展開にはしたくなかったというのがあります。

  • 一郎は人間ができてますね。
    廉也もある意味被害者でそれが異様な憎悪に繋がっていたのは分かる気がします。
    サッカー部に言わないというより、バレたとしても栄斗を守ってやれるぐらいになるといいですね。

    作者からの返信

    あ、それそれ!
    バレても守ってやれる存在になる。これ至言です。

  • 実は廉也もゲイで、一郎くんとは実はあの頃両想いだったんじゃないかと思ってたんですけど、違うみたいですね。
    だけど、彼もある意味差別の被害者なんですよね。そこはちょっと同情してしまいますが、私は一郎くんみたいに優しくないので簡単には許せないですね。

    作者からの返信

    そういう展開も考えました。ただ、そうしてしまうと、物語の世界がゲイばかりになってしまうので、もうちょっと現実に近づけたいと思い、廉也をストレートで描くことにしました。

    そうなんです。廉也のしたことは許されることではないれど、彼も彼なりにホモフォビアの被害を受けているんです。だから、一方的に彼だけ断罪されて終わりという展開にはしたくなかったんです。

    確かに、一郎くんは優しすぎるかもしれないですね。ただ、ずっと誰かを恨み続けて生きることって苦しいじゃないですか。実際、本作の冒頭部分でのいじめのシーンの多くが実体験ですけど、今彼らに会った時にもし廉也のように謝って来るのなら、自分は受け入れるな、と思うんですよね。それに、作者として一郎くんと廉也が敵同士で終わってほしくなかったというのもあります。

    編集済