第66話 第3部 トランプ1

少女が両手に本を持ちながら、こちらに目を向けずに話しかけてくる。


『消極的・美の女神ミュリィーアリィドです、よろしくお願いします』



ダブルメガネが話し合う


『あれは話せる状態なのか?』


『どうなんでしょう?』


『『『聞いてみるか(みましょうか?)(みなくていいです)』』』


『ちゃんと会話できます、今、ちょうど本がいい場面なので、どんどん邪魔してもらって一緒に楽しい世界を作り上げましょう』


『はっ(;゜゜)、まさか会話を先読みして合わせてくるとは思いませんでした・・』



『では、説明しますね』


今回はトランプ(54枚 ー 1~13 ×4、J2)にしました。

いつでも好きな時に引けます (上限30回)。

2人でババ抜き、無言でやってもらいます、片方には全部見えているので、イカサマして下さい、私が許します。2人が意志疎通すればできると思います。

ゴールは200マス、魔王一人撃破で更に+1回の願い事が叶います、頑張って、以上。


『ふぅー、疲れました、喉渇きました』


ずずぅー、ハーブティー (ノーカフェイン)美味しいです。


『こっちに1度も目を合わせなかったがそれでいいのか? 女神様よ』


『なんだか独特で不思議な女神様だね、後は勝手にどうぞってことかな?』



お試しお試し


(アイテムボックス)


♠️11 お家2階建て (番犬つき) (たくさん収納できる)

♦️6 収納ケース (お水、許さない)

♦️5 本棚 (基本形態)

♦️4 鍵付き宝箱 (大事なモノはここに)

♦️2 燃えにくい段ボール (火気厳禁)

♦️1 押し入れ (本にとって光は大敵!)


残り日数 1日



ぶんぶんぶん、こくこくこく


顔を振って狙い通りのモノを取りました。


『やりました、お家とワンちゃんゲットです!』


それにしても、


『『全部本をしまう場所じゃねぇか (ないですか)』』


騎士人形 Lv.110を手に入れました!



『あっ、終わりましたか? では、メガネ君、メガネちゃん、聞きたいことはありますか? ちなみに、あなた達は最終勇者候補、聖女候補の人達でした、もう違いますけど、あとは自分達の力でのし上がって下さい』


『凄い情報を淡々とブッこんでくるな、こっちは割りと頭がいっぱいだぞ・・』


『そーですか、でも、それは私には関係ありません、私は私の話したいことを垂れ流します、あなた達の死にざまですが・・』


『わーわー、そういう後味の悪そうなのはいらないです、これからは心機一転して頑張ります!』


『・・・・・・』


『止まってしまった上に、口だけ動いて不気味なんだが、どうなってる?』


『・・でした、ドラマがありますね、私は好きです、無音魔法を使わせて貰いました、誰かに言われて止まる私ではありません、一応配慮はしました』


『女神ちゃーん、ちょっーとこっちに来ようね』


『なんですか、煩(わずら)わしい』


おいおい、女神に説教してるぞ、あいつ


『人間の感情の発露は素晴らしいですね、これをオカズに本3冊はいけます、捗ります、やったー』


『全然ダメでした、目がキラッキラッでした』


『いや、あれ様に何かを諭(さと)すのは無理だと思うぞ』



『では、面白い物語を期待してます、私をわくわくドキドキさせて下さい、神界から覗き見します』



『まぁ、好きにしてくれたまえ、僕達は僕達で好きにやるさ』



☆本日の裏設定☆

ダブルメガネ 真面目君(男)と委員長(女)

トランプ まさかの!?イカサマ容認、バレてるけど、イカサマじゃない!!

女神様 Q. まともなやつはいないのか? A. いません。どこかが外れていないと神には至れません。

トランプ 最初だから上手く切れなかった? あちゃー、でもやり直したりはしない!

○○人形 使い捨ての兵隊人形、集めれば、そこそこの小隊 (戦力)だ、頑張って集めよう!

死因 何らかの組織の人物に銃殺されました。

真面目君(男)は委員長(女)を庇いました。

この小説 全部語ります、あんまり隠す事はありません。

3部 今回も20~30話で終わる予定。予定は予定。

一応、頭の中で構想固まったけど、書くのに時間かかるかも知れない。物語を楽しんでくだされ。


トランプ 累計11 大厄災1(11)

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