第99章.暈
私ハ辿リツイタ。
もし、図書室に置いたこの文集に挟んだこのメモを読んだ人が現れたなら、とある図書館を訪ねて欲しいのです。
彼女ヲカエセ。
どこにある図書館だとか、そういう具体的なことは、今は書くことはできません。
貴様ノ物語ハ臓腑ダ。
後づけではありますが、このメモも、私にとっては、文集の一部なので。
アノ子ノ笑顔ヲモウイチド。
文化祭で一緒に配布するようなことはできませんでしたが。
季節ハナゼメグルノカ?
今年から、図書館を手伝うことになっている、夏に詳しい下級生の女の子がいます。
声ハナゼフルエテイル?
彼女こそ、夏にふさわしい人物です。
行キタイヨ。早ク、閉ジ込メテ。
私を追うのなら、絶対に、その子に会ってください。
向コウデ、ズット、微笑ンデイル。
私自身は全ての説明を終えることなく、■■■■■■■■■。
検索ワード 夏 :この言葉は存在しません。 サジェスト 奇々怪々縁日構造郵便貝塚 夏野りら @might_yukiri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。検索ワード 夏 :この言葉は存在しません。 サジェスト 奇々怪々縁日構造郵便貝塚の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます