第5話 策略

 さて、実は俺は嘘をついていた。


「しかし男とはなんだ?魔術における二原理のひとつとして理論値は知っているが……実物はどうなんだ」


 魔道資材マゴス姉妹の姉であるウィーラーフがそう声をかける。


 そう、知識人はその本能からには逆らえない。


 はなっから自分達が負けるのは織り込み済み。

 

 いくらビッチ女神である俺のオナホの模造とは言え人間。


 初対面で結★合は無理がある。


 ならばどうすれば結★合できるか?


 その障害となるのは何か?


 答えはだ。


 人は始めてみるものに必ず好奇心と警戒心を抱く。


 つまりより深く知りたいと近づきたくないの矛盾した二つの心の動き。


 近寄られなければ結★合は出来ない


 とにかく警戒心を解くことが先決だ。


 そのためにはいかなる意味でも害がないと思い込ませなければならない。


 そのためには無能を演ずるが一番だ。


 あとは性に無知な子供を変わらん。


「性行為のために男はいるんだよ」


 俺はそう言う。


「セーコウイ?」


 ウィーラーフが首をかしげる。


 子供と同じ反応。


「実は魔術において性行為は重大って聞いたことがある確かに男性原理と女性原理の結合は大いなる力産み出すと……か?」


 あくまでも魔術には無知であると錯覚させろ。


 用語が似ており、また火起こしや雨よけなどの魔術からある程度は魔術とは何か推測できる。


 そして国という共同体を追放され、戻りたがっている。


 それも高い地位で


 つまり力が必要だ。


 実際に俺の世界でも性魔術はある。


 それと原理がある程度似ているならば細かい手順は誘導できる。


「まずは服を脱ぐことだな」


 俺の言葉に


「なっ……そんなの恥ずかしい……」


 とウィーラーフは殊勝にも言う。


「ご主人様には強く撫でてもらった方がどれいたの俺にもメリットあるだろ……国に戻るのに力がいるだろ俺は少しでもご主人様には強くなってもらいたんだ」


 自己中的な人間は回りも自己中心的でそして自分の価値観と同じだと思っている。


 とにかくこっちは人質つまり商品だ、冷静に考えよう。


 この状況は俺にか有利に働く。


 下手に出れば俺は傷つけられない。


 なぜなら俺の商品価値を下げることはすなわち目的の巫女シビュラ様とその護衛様と敵対することになる。なぜなら俺の命のために甘んじて人質になってくれるからだ。


 そんないい奴らが誰か傷つけられるところを黙って受け入れるか?


 簡単な推理だ。


 つまり俺は安全だ賭け金ゼロで賭け事ができる。


 ならば物は試しだ。とにかくやってみる。


 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。


「確かにそうだな……試してみるか……どうしても裸にならなきゃダメ?」


 ウィーラーフは上目遣いで聞いてくる。


「ダメだと思う」


 おれの確信に


「うう……わかった」


 とオズオズと脱ぎ始める。


 いい色の乳首してんな。


 お、ツルツル。


 さて、。裸を見られると恥ずかしいということもわかった。つまり脅しのネタになる。


 女神さまはオナホなので無茶なプレイも受け入れてくれるが涙が足りない。


 涙がなければ刺激がない。


 それはつまらんだろう。


 結★合した感想はマグロで面白くない。


 純粋な快楽ならオナホウェヌスが上。


 ただ動画を見せたときの青ざめた顔は今でも忘れられない。


 奴隷ウィーラーフゲット♪

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おいおい、ついに俺の時代が来ちゃったか 坂西警護 @tarantulata2

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